ギガントで メジャーどころも 軽く撮れ


こんばんは。玄です。
24日の土曜日にたっぷり撮影できた遠征でしたが、メジャーどころも狙ってました。

まずはオリオン座大星雲、M42、M43です。
これまで撮ったことが無くは無いのですが、たいてい冬の強風にやられて、ホゲホゲの画像になってました。なので、実は今回初めてまともに撮れた…はずでした。
ここで自動導入の手軽さの罠にかかります。

ギガントISO800で1分 M42オリオン大星雲 2020年10月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x4 ISO 800)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

8枚をセットして少しだけ休もうと車に入り、出てきたときには赤道儀が止まってました。画像は固定撮影。星本TENの画面には、「反転しますか?」に続いて「停止します」のメッセージが…南中のタイミングでした。

と言うことで、中途半端な4枚だけのカットです。しかし、やはり十分明るい被写体ということと、HKIR KissX9だからでしょうか。ISOを800に抑えておいた事も効いてるのでしょう。ノイズがかなり少なく、かつ周辺部のモクモクまで結構あぶり出すことができました。

1200mmのAPS-Cなので窮屈ですが、今まで撮った中でもいい部類の出来栄えでした。

そしてもう一つのメジャーどころ、M45すばることプレアデス星団も撮影してみました。

ギガントによるM45 2枚モザイク 2020年10月
Canon KissX9(HKIR) Orion CarbonSTD300mm+SkyWatcherF4コマコレ(1200mm F4.0 60sec x8 x2 ISO 6400)
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

こちらは更に窮屈、というか完全にはみ出すので、東西2枚モザイクとしています。やはり赤外のガスの写りもいいのでしょうか、モクモクがいい感じです。但し、M42もそうですが、明るい星の周りには盛大にゴーストが出てます。原因が何かは特定できてませんが、コマコレの影響かな、と踏んでます。個人的にはにぎやかになってこれでいいじゃん、とは思ってます。
この日は他にメジャーなM31も撮ってますが、さすがに一部だけです。また処理ができたら出しますね。



X-T1によるカシオペア付近 2020年10月 50mmF1.8
FUJIFILM X-T1 SIGMA 50-100mm F1.8DC(50mm F2.0 60secx10 ISO 3200)
Vixen PhotoGuide2ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

最後におまけのカシオペア。この辺の天の川の中になると、もうムラなんだか周辺減光なんだか天の川なんだかわからなくなってしまいます。処理が…(涙

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コメント

UTO
APS-Cだと1200mmでもスバルが収まっちゃうんだ・・!
ノータッチガイド。AXJの良さが伝わってきます。
CT12はもう少しラージフォーマットでも撮れると思うのですが、ガイドどうすっべかな~・・・

Re: タイトルなし

茶米 玄
UTOさんどうも~。いや、まぁ、APS-Cだと、半分以上ははみ出しちゃうんですけどね。
ただ、2枚合わせればここまで行けるので、撮ってみようと思える広さではありますね。1インチだとちょっと厳しいかな…

ノータッチガイドと言っても、やはり2分ぐらいまでが限界の様です。
それ以上だと筒のたわみとかを何とかしない限り厳しそう…。30cmをノータッチできるのだから贅沢は言えませんが(^^;

CT12ならフルサイズで是非行ってほしいところですが、斜鏡とか違うんでしょうか?
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