ヒバリ降り 地平に今から 夜が来る


 3月下旬の夕日、田んぼの真ん中を通る道から撮影しています。そんな場所柄もあるのでしょう。ヒバリの声が何箇所からも聞こえてきます。夕日が見えている間はあっちこっちから競うような鳴き声が聞こえるのですが、夕日が沈んでしばらくすると、ぴたりと鳴き声が止まります。夕焼けのほんの少しの間、競演しているような感じでした。そのいまにも沈みそうな所で、望遠レンズを付けたE-3から超広角を付けたE-620にバトンタッチしました。こんな風に撮影時間が限られている時に焦点距離の異なる撮影をしたい場合は、2台のカメラがあると圧倒的に便利に使えます。夕焼けの写真は先日のような夕日のクローズアップを狙いたいのと同時に、こうした超広角でのグラデーションも狙いたい場合が大半です。天気がもっと悪い場合は、空の雲を狙うしかなくなる場合もありますが、逆に雲が全く無い場合は、クローズアップの太陽の方が面白くなったりもします。愛媛にいた時は海が近かったので海岸から夕日を狙えば色んな姿を見せてくれたのですが、こちらでは海が遠いので、なかなか変化のある雰囲気を狙うのは難しい感じがします。水面のあるダムや池があればまた違うので、実は以前撮影した堰での夕日撮影にもチャレンジしています。結構撮影できたので、また順次紹介していくつもりです。
OLYMPUS E-620 ZD9-18mmF4-5.6(12mm F5.6 1/400sec ISO 200)

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