彩を 添える5月の 花二つ


 野草、なのでしょうか。毎年この時期になると公園や道路わきでよく見かける花です。昔はこんな花は見たこと無かったと思うのですが、最近はどこに行っても見かけるので、外来種なのかもしれません。キンギョソウのようにも見えますが、名前は…なんでしたっけ。一度調べたことがあるかと思うのですが、忘れてしまいました。ただ、細く細く伸びたその先にほんの少しずつ小さな紫の花を付けて、それがいくつも伸びている場合が多いので、割と綺麗に見えます。個人的にも好きな野草?の一つですね。今回は少し風があってフレーミングとブレに苦労したのですが、マクロレンズらしい描写ができたものがいくつかあったので、そこそこの収穫かと思います。この50mmF2.0は、マクロ領域で使ってもいいのですが、100mm相当のポートレートレンズとして使っても、とにかく描写力に関心してしまいます。カメラの能力をフルに発揮できるというか、カメラの描写力がレンズにまだ追いついていないんですね。緑の背景に解けるような花二つ。本日の一枚です。
OLYMPUS E-3 ZD 50mmF2.0(F2.8 1/100sec ISO 100)

今週はOLYMPUSの決算報告があったようですが、その中でオリンパスグループの2011年~2015年度の5ヵ年計画の概要報告があったようです。オリンパスの投資情報のページから、pdfをダウンロードできるので見てみたのですが、24ページあるその概要説明の資料を見る限り、フォーサーズに関する内容は皆無でした。あるのは、PENブランドの強化とマイクロフォーサーズへの投資のみ。既存のフォーサーズに関する内容は全くありませんでした。投資家向けの資料なので、今波に乗っているマイクロフォーサーズに関する事に力を入れるのはいいのですが、そこに至るまでの基盤になったフォーサーズや、既存のフォーサーズユーザーをどうするのか、少なくともこの資料を見る限りでは見えてきません。
 もう少し待てばE-5を含めたフォーサーズ関連の動きが見えてくるのかもしれませんが、SIGMAがフォーサーズレンズのラインナップをどんどん縮小している(手振れ補正などでリニューアルしたレンズは、フォーサーズ用をラインナップしない)のを見るに付けても、フォーサーズとしての取り組みは見限って、無くして行くのかなぁ、と見えてしまいます。このまま行くと、もしかしたら「すみません、フォーサーズはもうヤメてマイクロに特化しますので、E-5を出すのもヤメます」という事にもなりかねないような気がしてきました。
 まだ処分し切れていないEOSのレンズもあるので、この夏までにフォーサーズ継続のはっきりした流れが見えなければ、EOSに戻るかなぁ。

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