焼ける陽に 夏の気配を 見て沈む


 ガラッパ公園に沈む夕日です。堰の間、丁度真ん中になるように自分の位置を調節し、望遠で両側の塔が入るようにズーミングして調節してみました。もっと拡大しても面白いのですが、ここは建物を入れたほうがインパクトがあるかな、ということでこの拡大率になっています。もうちょっと離れた位置から撮影すれば太陽の大きさがもう少し大きくなるのでしょうが、今度は水面が入らなくなってしまう可能性があるので、悩ましいところです。太陽のすぐ上に特徴的な薄い筋状の雲が出ていたので、それに夕日が反射して、その部分でも印象的な絵になってくれました。そういう意味では、無理に縦位置にせず、横位置で上の方の空をカットしてしまっても良かったかもしれませんね。ちなみに、このときも夕日に露出をあわせて撮影もしてみているのですが、黒点を見ることはできませんでした。太陽活動を追いかけているわけではないのですが、また落ち着いた活動になっているのでしょうか。
OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD+EC-14(70mm F7.1 1/640sec ISO 100)

 OLYMPUSの中期経営計画でフォーサーズが出てこなかった話ですが、やはり気になるところではあります。以前EOSを使っていて、OLYMPUSに切り替えて既にフォーサーズレンズを一通り揃えている自分としては、まだ揃え切っていないいくつかのレンズを導入し、後はマイクロフォーサーズを横目で見ながらまったりと過ごすか、いっそのことフォーサーズに見切りを付けて、まだまだ続くDSLRの進歩をEOSと共に楽しむか、ということになります。OLYMPUSに切り替えた理由としては色々あるのですが、ゴミゼロの関係や、E-3の防塵防滴、そして魅力的な竹レンズがありました。撮像素子については当時もCanonの方が明らかに上でしたが、この辺は「いずれ必要なレベルまで追いつくであろう」と考えていたのも事実です。ただ、現実問題としては想定していた所に追いつく前に、フォーサーズそのものが立ち消えになりそうな気配です。マイクロが残るとはいえ、そもそも想定していた天体写真や花火の撮影といった、極限に近い所での使い勝手は、まだまだEVFでは無理があります。そもそもOLYMPUSの事ですので、「もうやーめたっ」と言ってスパッと終了してくれるのならいいのですが、xDピクチャーカードのように、ずるずると引っ張った挙句、いつの間にか製品を出さなくなる、という形になりそうな気がします。普通の風景を撮影する分にはさほど不満は無いのも事実ですが、今後ボディや撮像素子の改善が自分の想定していたのと違う方向に向かうのであれば、やはりどこかで思い切らなければならないのかもしれません。でもまぁ、フリーアングル液晶も便利なので、E-620とZD9-18mmぐらいは手元に残しておきたい気がしますねぇ。

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