炎と煙 巡って確かめ ねぐらへと


 新しいレンズで何か被写体になるものは無いかということで、天気はあまりよくなかったのだけど、夕方の河川敷へ出てみた。工場地帯に円筒の上から上がる炎が見えたのでレンズを向けると、ムクドリの群れだろうか。鳥が群れなして飛んでいるのが見えた。後から気が付いたのだけど、隣では煙突から煙(実際は蒸気かな)が出ている。鳥の群れはその煙突の状態を確認してからねぐらへ向かっているのだろうか、2、3回旋回したらどこかへ飛んでいってしまった。300mm相当の望遠なので、手前の橋を含めて結構圧縮効果が出ているように見える。よく見てみると、アンテナの鉄塔にはトビかなにかが止まっているし、橋の下には白鷺が川面を歩いている。いざ探してみるとなかなか見つからないのだけど、こうして何気に見てみると意外と写っていたりする。
肝心のこのレンズの写りだけど、思いのほか細かいところが描写できていてびっくりしている。ズームすると開放F値が5.6まで暗くなるので、ファインダーが暗くなったり手ぶれしやすくなるのは仕方ないけど、この大きさでこの描写なら文句ないかも。
OLYMPUS E-330 ZD40-150mmF4.0-5.6(150mm F5.6 1/60sec ISO 400)

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