5月の半ば、曽木の発電所跡まで自転車を走らせて見ました。自転車で行くには少し距離があるのですが、運動不足の体と持て余し気味の時間の使い道としてはなかなか丁度良い距離でもありました。少し夕暮れに近くなった発電所跡の展望台には誰もいなくて、そこには夏の増水を前にして、まだかろうじて見えているレンガ造りの建物が水の上に顔を出していました。どの程度まで水の下に沈むのかはピンと来ないところはありますが、周囲の岸壁に残る水跡を見る限りでは、写真の部分は全て水没してしまうようです。望遠レンズでの撮影ですが、思いのほかレンガの形が表現できていたので、その辺を強調するために白黒にして見ました。こうして白黒にしてしまえば、後は思い切ってコントラストを上げることができるので、それでレンガの線がそれなりに見えてきます。その昔、巨大な発電機を守っていたこの建物、壁はレンガ造りですが、その屋根はいったい何でできていたのか、写真を見ながら、そんなことに思いがめぐってしまいました。
OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(147mm F5.6 1/125sec ISO 400)
いつものデジカメWatchをんぼーっと眺めていたら、なにやら面白そうなイベントが目に留まりました。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100525_369194.html
「Make: Technology on Your Time」のイベントということらしいのですが、ここで紹介されているのは自作のレンズやアクセサリー。私の場合はモノを作るのはヘタクソだけど基本的に好きなので、こーゆーのは気になりますし、そのうち自分でも作って見たいな、と思って見たりします。例えば50-200mmSWDのフードなんかはバカでかいのでなんとかしたいと思っている一つだったりします。先のイベントで紹介されている宙玉レンズのホルダーなんかは、自分も合わせてみて「おおっ、ぴったりじゃん」と思ったチップスターの筒が使われていたりして、思わず笑ってしまいました。考えることは似たような門なんですね。
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