春の跡 少し残して 色づいて


 曽木の滝のモミジの木も、若葉が茂ってからずいぶんと日がたったような感じになっていましたが、まだまだ色は少し薄くて、初夏のさわやかさを保っていたような感じでした。そんな新緑のモミジの木の中に、なにやら少しだけ赤いものが見えます。なんだろうと良く見てみると、春先に目立たない花を付けて、その後種が大きくなってきていたモミジの実でした。更に熟せば枝から取れて、ヘリコプターの様に滑空するのでしょうが、実際に滑空が見られるのはいつごろになるのか、実はよく知らなかったりします。なにはともあれ、いい色に染まっていたこの実を、その新緑と同時に写しておかない手はないでしょう、ということで何枚か撮影してみました。空をバックにもしてみたのですが、やはりこの淡い色を生かすのは、新緑をバックにしたこのカットでした。絞り開放で手前の一つを強調したのですが、もう少し絞って、後ろの雰囲気をもう少し出しても良かったかもしれません。
OLYMPUS E-620 ZD14-54mmF2.8-3.5(54mm F3.5 1/100sec ISO 500)

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