もう2週間ほど前になりますが、蛍を追いかけて、下見した川面に行ってみました。周囲に明かりは殆ど無く、川面に映る蛍がため息出るほど綺麗だったので、なんとか撮影できないものかと色々チャレンジしました。しかし、どーにも暗すぎで、なかなか写ってくれません。ISOを1600や3200まで上げて、露出時間を1分ぐらいまで延ばして、なんとか川もが映るかな~という程度です。しかし、ISOを1600まで上げると、比較的ノイズに強いE-620でも盛大に熱ノイズが出まくって赤い星が画面全体にきらめいてしまいます。二日目にはその辺を何とかするために、まずはRAWで撮影。更にキャップをしてのダークフレーム撮影。持ち帰ってYIMGを使ってダークフレームノイズを除去して、PSPで合計6枚を合成。それでもランダムノイズは残っていますので、更にそれをノイズ除去、コントラストや色合いを整えて、なんとかここまで持って来ました。縮小しているのでアラはだいぶ見えませんが、実際にはまだまだノイズや色むらがあって、とても大きくして見えるだけのものにはなっていません。こうした限界での撮影はフォーサーズではまだまだ苦しいものがありますね。それでも、光学ファインダーであればなんとか雰囲気だけはつかめるので撮影できます。液晶ビューでも見えなくは無いのですが、液晶画面がそれなりの明るさを持っているため、液晶を見た後に実物を見ようとすると、目が眩んでいて全く見えなかったりします。やはり、こうした限界撮影では、光学ファインダーがまだまだ必要だな、と痛感した次第です。
OLYMPUS E-620 ZD14-54mmF2.8-3.5(14mm F2.8 60sec x6 ISO 1600)
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