寒空に 夕日がたぐる 海と風


 工都に沈む夕日を撮影に来たのだけど、この時は昼間は暖かかったくせに、夕方の海岸は想像以上にすごい風が吹いていて、凍える手を押さえつけながらなんとか撮影した。なんせ風が強いので、涙がぼろぼろ出てピントが分からないし、寒くて手が震えて手ぶれも押さえきれない。波が高いのを表現したかったのだけど、少しはわかるだろうか。空に露出をあわせてしまうと、手前の防波堤に打ち寄せる波が殆ど写らないので、ホントならストロボを使うとか、もっとローアングルで撮影するとか工夫が必要なところだけど、正直そんな余裕無し。ちょこっと撮影するだけの軽装できているもんだから、波がかかりそうなそんな低いアングルは考えられなかった。とにかく真正面から撮影するのでせいいっぱい。少しでもダイナミックな広さを出そうとしたら、これぐらいになってしまった。実は太陽の位置が結構高いので、空の色はいまひとつ。レタッチで彩度を思いっきり上げてある。
Canon EOS30D FE-S10-22mmF3.5-4.5(10.0mm F8.0 1/500 ISO 100)

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