蜜求め ほんの少しの 雨宿り


 ハスの花を求めてやってきた城跡ですが、ここには日本庭園と少し小さな池があることを思い出して、雨の中足元に気を使いながら少し奥に進んでみました。池にはたいして気に留めるようなものは無かったのですが、その足元で、なにやら白いものがひらひらしてます。雨宿り場所を探しているようなモンシロチョウでした。チョウはカヤの葉の裏側を仮の雨宿り場所としたのか、じっと動きません。こちらは200mmの望遠レンズではありますが、それなりの大きさに撮影しようとすると当然最短撮影距離である1.2mまで近づかなければなりません。逃げそうなチョウとの根競べです。少し辺りが暗いこともあり、シャッタースピードを稼ぐために絞りはほぼ開放。ここまで近づくと、深度もそれほど取れません。ピントを確認しながら何枚か撮影した中で、比較的目にピントが来ていたものです。実際には横位置なのですが、もう少し拡大したかったので縦位置レベルまでトリミングしています。白いチョウの胸元あたりにある黄色いワンポイントが印象的でした。

OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(200mm F4.0 1/160sec ISO 400)

このときもかなりの雨が降っていて、傘はさしているのですが、さすがにこれだけ接近して色々していると少なくともレンズにはかなりの水滴が落ちていました。防滴レンズとはいえ、ここまで濡れるとちょっと心配…していなかったのですが、やはりボディ含めて防滴というのは心強いですね。ただ、実際にはこの50-200mmはフードがでかすぎるため、フードを外してレンズ保護のフィルターをつけてあるだけにしてあります。そのため、レンズ面は雨に意外と弱く、撮影に夢中になっているとレンズ面(保護フィルター)にしずくが付いていました。むむ、やっぱり遮光もそうなのですが、レンズ保護という意味でのコンパクトなフードは欲しくなりますね。

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