今日の写真ではないのですが、梅雨ももう終わりかけのころの週末。この時期を逃してはおそらく荒れ狂う曾木の滝を見ることができなくなるだろう、という気がして、お昼ご飯を少し遅らせて曾木の滝へ行ってみました。ここへは何度も来ているのですが、やはり梅雨の豪雨を集めた滝は、普段の姿からは考えられないぐらいの荒れ狂う姿をしていました。時折激しく降る雨の間を縫って撮影したのですが、シャッタースピードがどうこうとか、ほとんど考えられる余裕が無いほど、その姿に圧倒されてしまいました。いや実際は、普段滝を撮影するときは思い切り絞り込んでシャッタースピードを落とすのですが、今回のような滝を表現するには、そのままの1/1000秒ほどの高速シャッターがちょうど良かったというのもあります。
「東洋のナイアガラ」と称される曽木の滝なのですが、普段なら「ふうん」という程度でしか見ていませんでした。しかし、こうして水量の多い時の姿を見ると、なるほどと思ってしまいます。写真に写っているのは滝のほんの一部分。このほかにも何枚も写真を撮影しているのですが、今回はこの一枚をセレクトしています。コントラストをかなり上げてあるので少し露出はオーバー気味ですが、これ以上暗くすると手前の岩肌などが完全につぶれてしまうので、若干明るさを残して仕上げています。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(23mm F8.0 1/640sec ISO 100)
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