一羽だけ 降りしきる雨も なんのその


 普段は日本庭園にいるアイガモですが、この日は雨がかなり強かったからでしょうか。駐車場近くの道路わきまでこの一羽だけ出てきていて、雨に打たれながら毛づくろいしていました。さすがに鴨です。頭や羽の上に土砂降りの雨が当たっているのですが、気にするそぶりは全く無く、落ちてきた雨粒も全て玉になって羽の上に乗っていました。人が近づいてもあまり逃げる様子も見せないので、せっかくなので被写体になってもらいました。毛づくろいをしているのでなかなか顔を見せてくれないのですが、この一瞬だけは何かに感づいたのでしょうか。キリリと前を見てくれています。ま、鳥は真正面が見えないのでしょうから、前を見ているというよりは、もしかしたらこちらを見ているのかもしれません。頭の部分の色が濃いのでこの部分の露出が足りないのですが、全体的には雨が降っているにもかかわらず明るい雰囲気になったので、特に調整もせず、シャープネスだけかけてあります。
OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD(50mm F4.0 1/125sec ISO 200)

こうして撮影している限りにおいては、この50-200mmと、E-3の相棒12-60mmがあれば、ほとんどの撮影は問題なくこなせてしまいます。巷のうわさでは次期E-3(E-5?)を最後に、OLYMPUSはフォーサーズとしての新規開発をやめてしまうようなのですが、そうなるとレンズへの投資を含めてどうするか、というのが悩ましいところです。未だにマイクロフォーサーズシリーズを買うつもりは無いのですが、現時点ではそちらにレンズの新規開発の重点が置かれていて、パナソニックを中心に魅力的なレンズが揃いつつあるのも事実です。各カメラを比較している今月号のデジカメマガジンでも、条件にも寄るとは思うものの、マイクロフォーサーズが思いのほか良い成績を上げていました。普段撮りや、超広角撮影に限って言えば、マイクロフォーサーズを導入したほうが楽しくなるかもしれませんね。

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