積雲の 彼方で光る 夏陽炎


 これまた先週の写真になります。休みの散歩、雷雲が去って帰る途中、西の空に入道雲が残り、その向こうから夏の日差しが光だけを空に走らせていました。湿気を含んだ大気に差し込む光は空を走り、青くよどんだ空間に少しずつ溶けて行きます。見ているだけで10分間は楽しめる、そんな空でした。こうした後光は肉眼で見ているよりも写真には写りにくく、コントラストを上げてもそれほど目だってくれません。難しい被写体のひとつではありますが、雲の周囲が光っていたので、それだけでも、とうことで撮影してみました。手前に入れてみたのは、ふれあいセンターの前にズドンと立っている三角形のモニュメント。このモニュメントが何なのかはよくわかりませんが、それなりに大きいものですので、迫力があるのは確かです。雲の光っている部分をできるだけ大きくして、かつモニュメントの頭が切れない範囲でズームアップしてみました。このときの目的は撮影散歩ではなかったので一眼レフは持っていなかったのですが、ZDレンズで撮影できればもう少しスッキリした絵になっていたかもしれません。
Panasonic DMC-TZ7 VARIO-ELMAR 4.1-49.2mmF3.3-4.9(4.7mm F5.6 1/1000sec ISO 80)

 今週も暑い日が続いていたのですが、どうもスッキリした天気にはなかなかなってくれません。それでも時間帯を選べば、青空も覗くようになってきて、この週末には青空を含めた写真もいくつか撮影してきました。青空大好き人間の私にとっては、やっぱりこれからの季節の方がいいですね。暑いのにはヘバってしまうのですが…。

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