雛鳥の 泳ぎにその目を 細めては


 お盆休みを利用して新居浜に帰っていたのですが、そこでいつもの水路に出かけてみました。水路は比較的綺麗に掃除されていて、ゴミの量は少なかったのですがそこにいる鳥の種類も相変わらず少なめで、この日は遠くにシラサギと、近くのバンが見えるだけでした。んが、足元でなにやらピヨピヨと鳴き声がします。良く見ると、バンの、本当に生まれたばかりのような毛むくじゃらの雛がヨチヨチと歩いているではないですか。こちらの気配を察知して必死に逃げているのですが、なかなか思ったように動けないで、親鳥だけが先に向こう岸のほうに行ってしまいました。そこに向かって小さな毛むくじゃらが一生懸命に泳いで行きます。あまりの可愛さに、こちらも必死になってカメラを構えてシャッターを切ってました。今回は荷物を軽くするためにレンズはこの40-150mmしか持っていなかったのですが、このときばかりは「ああ、なんでE-3+50-200mmを持ってこなかったのだろう…」と後悔してました。やはりこのレンズにEC-14をセットすると望遠端では無理が出るのか、ピントの山がどこにも無いような絵になります。もっとも、この焦点距離で1/60、ISOも500まで上がっているので色んな意味でシャープな絵にはならないのかもしれません。
 さて、ようやく親鳥の元までたどり着いた雛たち。迎える親鳥がいとおしそうに顔を近づけていました。この後、親鳥を先頭に4羽が並んで移動をしていきます。うーん。やっぱり親子っていいなぁ。
OLYMPUS E-620 ZD40-150mmF4.0-5.6+EC-14(212mm F7.9 1/60sec ISO 500)

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