阿蘇の山を 流れ落ちつつ 雨の跡


 愛媛から熊本に向かう途中、峠を越えたところで夕焼けに出会いました。丁度駐車場があったのでそこに車を止め、助手席に置いてあったカメラを取り出すと、広がる山と雲と夕焼けを撮影してみました。夕焼けが流れていく方向にはいくつもの雲がちぎれて飛んでいくような形を作り出していて、少し前までは入道雲が広がって、雨が降っていたのではないかと思わせるような形になっていました。まだまだ暑い日が続いていますが、入道雲は少しずつ、秋を感じさせるものになってきているような気がします。
OLYMPUS E-620 ZD9-18mmF4-5.6(10mm F5.6 1/400sec ISO 200)

 そんな秋を感じさせる時期になったな、と思わせるのが、フォトキナを狙って発表されてくる新型デジカメでしょうか。本日はSONYが新しい一眼レフ…いや、これを一眼レフと言っていいものかどうか、というのは難しい所ですが、とにかく新αマウントのα55とα33を発表しました。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100824_388902.html

 これを初め見たときは、「ええっ?どうやって秒10コマとAF連動を実現しているのか??」とかなり不思議に思えたのですが、読み進めていくうちにその謎が解けました。要は、マウント側から見えるハーフミラーは完全に「固定」で、通常マットスクリーンがある辺りにAFセンサーがあり、AFセンサーはシャッターに全く関係なく、常にAFし続ける事ができるわけです。
「えっ?それじゃぁファインダーは?」と思ったら、EVFでした(^_^;)。

要は、今のαの筐体に「ミラーレス一眼」を入れてファインダー部分をEVF化して、ハーフミラーで位相差AFを持たせた、というわけですな。

まぁ、構想自体は色々聞いたことがあるし、考えられなくは無いものですが、今のタイミングで、しかも、狙いは完全に「一眼レフ」。いや、参りました。

ただ、気になるのは「世界初のハーフミラーを用いた一眼」というような表現。位相差AFを用いているのは確かに世界初かもしれませんが、ハーフミラーを用いた一眼レフデジカメとしては、私も御世話になったOLYMPUSのE-10/20があーるじゃないですか。ま、時代が違えばスペックもまるきり違うのですが…似ているのは、値段ぐらいでしょうか。いや、E-10の方が高かったかなぁ。しみじみ。

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