縄張りと 夕日を見張る 青いサギ


 港の街灯の上、一羽のカモメが止まっていたので、なるべく近づいて撮影を試みました。なんとか撮影できたかな、と思って液晶画面に目をやって画像を確認し、次にそのカモメを見たときには、既に写真のアオサギに変わっていました。ええっ?と思ってびっくりしたのですが、どうやらカモメをどかして、アオサギがこの場所を占有したようです。ここはオレの場所だ、と言わんばかりににらみを利かせていますが、その目はもうすぐ沈んでしまいそうな夕日に向いているようにも見えました。カモメを撮影するためにできるだけ接近していたので、そのまま撮影させてもらったのですが、残念なのはアオサギが向こうを向いてしまっているのです。背中を見せているだけでなかなかこちらを向いてくれなかったりして、このカットは実はようやく顔を上げたところを狙い撃ちしていたりします。このアオサギも、ふと目を放した隙に飛び立ち、どうやらねぐらを目指して飛んで行きました。このレンズでは望遠端でのピントがなかなか来ないのが難点ですが、このカットは幸い比較的シャープな絵を結んでくれました。比較的明るい被写体ですのでシャッタースピードやISO値も味方をしてれたのでしょう。このZD40-150mm+EC-14も、底力は持っていそう、という感じです。
OLYMPUS E-620 ZD40-150mmF4.0-5.6+EC-14(212mm F7.9 1/500sec ISO 200)

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