ひらり舞う 碧い体を 光らせて


 先日もキノコを撮影した神社の境内で、黒糸トンボがずいぶんいるのに気が付きました。よく見てみると、境内の木陰になっている通路に数十匹が羽を休めています。このトンボは川べりにいるというイメージでしたので、小高い丘の上になるこの神社にこんなにたくさんいるというのは正直驚きました。その時はSONYのTX5しか持っていませんでしたので、望遠側が全く足りず、まともに撮影はできませんでした。これはリベンジしなければ、ということで翌日E-3とZD50-200mm+EC-14の(自分としては)巨砲を抱えて再チャレンジしてみました。確かにこれだと結構大きく移すことができるのですが、いかんせん薄暗い境内なのと、手振れ補正が付いているとはいえ、ファインダー画面ではゆーらゆーらと揺れ続けるせいか、AFが思ったところに働いてくれず、結局MFに頼ることに。ただ、そうすると今度はピントがなかなかしっかり決まらず、結局ブレも含めて失敗写真を量産してしまう結果となりました。これはそんな中でも背景に明るい木漏れ日があって、比較的綺麗に見える一枚になったものです。このトンボ、よく見てみると半分以上の固体は茶色い胴体で、こんな風にブルーに光る美しい胴体を持っているのは半分以下のようです。こちらがオス、なのでしょうか。いずれにしても、こんな風に撮影できるチャンスがあっただけでもラッキーなのかもしれません。
OLYMPUS E-3 ZD50-200mmF2.8-3.5SWD+EC-14(283mm F4.9 1/100sec ISO 800)

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