引き続き少し前の写真を引きずってますが、この日はずいぶん撮影したので、もう少しだけ引っ張らせてください。鳥神岡で斜陽に染まる伊佐の田を撮影した後、夕日が沈むまでにまだ少し時間がある、ということに気が付いてあわてて夕日撮影ポイントの一つ、曽木の滝へ急ぎました。撮影するのは曽木の滝の橋から。この橋は景観上の問題から、今見えている新曽木の滝に付け替えられるのですが、その際撮影している足元、この橋はなくなってしまうことになります。ということで、あとしばらく、この橋から撮影できるときに夕日を撮影して、残して行きたいなと考えています。この日は天気がかなり良かったので夕日そのものはシンプルな形になったのですが、そのあとの夕焼け雲がいい感じに広がってくれました。燃えるような雲の色と形を強調するために、いつものように彩度とコントラストを上げてあります。
OLYMPUS E-620 ZD40-150mmF4.0-5.6(70mm F4.6 1/500sec ISO 200)
台風14号が接近しています。今年初めて日本本土に接近する台風に、なるのかな?大きな被害が出ないことを祈るばかりですが、その一方、台風の雲のほんの端っこがかかったからでしょうか。今日の夕焼けはおどろおどろしいような雲の色をしていました。西のはるか彼方は晴れていて、手前に雲が残っていると、彼方からの夕焼けが雲を照らし出して、不思議な色を出すことがあります。今からの時期は夕焼けの時間帯が仕事の残っている時間帯にかかるので、普段の日は夕焼けの撮影をすることができないのですが、それでもカメラを出してきて撮影したくなるような、そんな不思議な夕焼けでした。
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