夕闇に 追われて染まる 谷の葉か


 今年の秋は紅葉をかなり撮影できたので、まだしばらくはネタに困らない…と思います。夏が長かった分、秋は駆け足で過ぎているようなのですが、もうほんの少しは楽しませてくれそうです。で、今回撮影に行ったのは奥十曽。出発した時間帯が少し遅かったこともあって、既に夕闇が迫りつつある谷川を、滝を追いかけて車を走らせていました。すると、一箇所だけ色づいたカエデが密集している場所がり、あわててそこに車を止めて撮影しました。夕暮れのわずかな光が差し込むその先は、谷川があるものの既に日はかげり、青白くなっています。撮影していて感心してしまったのは、そのカエデの葉の一枚一枚が、すごくしっかりしていることでした。恐らく農薬の散布とかもされていない、森のどまんなかのカエデなのですが、それは車や人がひっきりなしに通る道路際や公園のカエデより、のびのびと、きれいな形をしていました。自然の強さがそこにある。そう感じた瞬間でもありました。
 撮影は迫る夕闇との競争で、ISOは400まで上がっていて、手振れとの戦いとなりましたが、幸いにもこの一枚はほとんど手ぶれが目立たない形で撮影できました。例によって彩度、コントラストは適度に上げてあります。今年の紅葉の中でも、お気に入りの一枚になっています。
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(60mm F4.0 1/40sec ISO 400)

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コメント

No title

taka915
おー、これは良いな。
この透明感とキリッとしたエッジ、久しぶりにツボにはまった~!

No title

Xeroさんありがとうございます。このキリッとした葉は今年撮影した紅葉の中でも、一番のデキでした。アップしたのは縮小しているのですが、元画像はもっとイイ感じです。
ま、一番の役者は、この山奥でこの葉をキープしていたこの木そのものなんですよね。大自然、恐るべし。
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