聖夜にも 繋がる光と 繋がる手


 「写真撮るなら、二渡地区のイルミネーションがすごいよ」という話は、12月に入った頃から聞いていました。昨日はクリスマスイブ、今夜はちょいと冷え込みも厳しいのですが、日が落ちる頃、そんな話を思い出して湧水町二渡地区のイルミネーションイベント「星のさんぽみち」に行って見ました。「すぐに分かるよ」という話の通り、その地区に近づくと、遠目にもイルミネーションが町全体を明るく色づけているのが分かります。こりゃあすごいな、と思いつつ案内されるままに駐車場に車を止め、一回りして見ました。クリスマスの土曜日の夕方、ということもあるからでしょうか。駐車場はほとんど満車に近く、イルミネーション溢れる地区の道路には家族連れ、恋人、友達同士などなど、いろんな人に溢れていました。駐車場の近くの出店コーナーは、どうやらほとんど地元の人がやっているようで、聞いてみるとイルミネーションを始めて21年、イベントにしてから14年になるそうです。イルミネーションで彩られているのは、ほとんど個人の住宅。ここまで地区全体が一丸となってイベントにしてしまうには、相当のエネルギーが必要だと思います。そんなエネルギーを、暖かい「焼きもち」に感じました。いや、それにしても寒かった。
 えびの高原に紅葉を撮影に行ったときもそうでしたが、こんな風に道路沿いに色々ある場合は、肉眼で見て感じたのと、いざ写真で切り取ろうとした場合とで、大きなギャップを感じます。たった1枚の写真にしてしまうと、あまりにもスカスカで「あれ?」と思うような写真にしかなりません。いえ、それは当然私の腕の及ばないのが原因なのですが、少しでもこのすばらしさを伝えられるようにと、4枚ほどを比較明合成してきらびやかにしてみました。いやほんと、頭の中の記憶ってのは、こんなもんです。三脚も持っていったのですが、イルミネーションメインで撮影する限りでは、手振れ補正の威力もあって、全て手持ちで撮影してしまいました。持ち運んだ三脚邪魔だった…。ちなみに左上のソリに乗ったサンタさん。ワイヤーに引っ張られて、本当に空を飛んでました。いやすごい。

Canon EOS60D SIGMA17-70mmF2.8-4DC MACRO OS(25mm F4.0 1/5sec ISO 800 他)

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コメント

No title

小川英二
クリスマスですね!

最高の・・イルミネーション・・

No title

クリスマス感満載でした。いやもう、ただただ圧倒されるイルミネーションでしたよ。一人で行ったので回りの家族連れや恋人たちにあてつけられて寂しくなるかな~、とも思ったのですが、出店のおばちゃんとかの笑顔を見てると、そんな寂しさも吹っ飛びます。出店が出てるのがいつまでなのかは不明なのですが、一度行って見るのをお勧めしますよ。
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