鹿児島地元の伝統行事「鬼火焚き」があるというので、見学させてもらいました。闇夜が迫るその空に、三日月が光り、その手前、田んぼの真ん中に大きなやぐらが組まれていました。愛媛でも場所によってはこうした正月のしめ縄などを焼く行事として「どんど焼き」といわれるようなものがあるのですが、こちらでは更に大掛かりになっているようです。詳しい人に聞くと、昔はそんなに大きなものではなかったようですが、次第に大きなものになってきたとか。この鬼火焚きはいくつかの集落が共同で行う形になって、その分大きな櫓にできて、集まる人も多いけっこうなイベントになっているようです。
少し風のある中、高くそびえた櫓は、青く深い空の下で静かにその時を待っていました。
写真は照明があるものの、空の色を出そうとするとかなりシャッタースピードが遅くなる暗さだったこともあり、思い切ってISO800まで上げています。それでもさすがに手持ちで撮影できるレベルを超えていたので、ひざをついて見上げて撮影しています。それでもブレていますが、ブログにアップする程度なら何とか…というところです。ほんの少し残る夕焼けの色を出したかったので、彩度をかなり上げてあります
OLYMPUS E-3 ZD12-60mmF2.8-4.0(19mm F3.2 1/2sec ISO 800)
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