秋の夜に ぼうと広がる 大銀河


 今回の上場出撃では、特にこれ、というターゲットは無かったのですが、そんな中でもこのM31は露出をかけてみたいな、という一つでした。緯度的には少し微妙なのですが、なんとか2分露出にチャレンジしてみました。5カット撮影で3枚のみ採用なので、今考えればもう5カット撮影しておけば、という所ですが、とりあえずここまで抽出できれば雰囲気はいい感じではないでしょうか。ま、800mmでAPS-Cのサイズだと全体像を捉えるのはムリですね(^^;。こうして見てみると、右上の方に銀河の中の星雲(青いの)が分かります。もう少し露出をかけて、細かく描写できればこの辺がはっきり見えてくるんでしょうが、今の撮り方だとちょいとムリかなー。

Canon EOSKissX5 Vixen R200SS+コマコレクター1(800mm F4.0 120sec x3 ISO 6400)
VixenSP赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintoShopPhotoとIrfanViewで調整

 出撃から帰ってきて、RAW現像をしておこうと思ったんですが、いざDPPで見てみると、X5のRAWファイルが×印になってみることができません。EOS60Dに付いて来たDPPだとバージョンが古くて見ることができなかったんですね。バージョンは0.1違うだけだったのですが、KissX5に付いて来たDPPを上書きインストールすることで問題なく見ることができるようになったのですが、眠くてぼーっとしてたこともあって、ちょいと慌てました(^^;

関連記事

コメント

No title

エキストラ@帰り道
ぼうと、じゃなくてクッキリじゃないですか!
デジカメで、アンドロメダ大星雲がこんなにクッキリ撮れるもんなんですね。
おどろきました。(゜∇゜)

No title

エキストラ@帰り道さんどうも~。写真では比較的クッキリと?写っているんですが、望遠鏡や双眼鏡で見る限りは、んぼーっとあるなー、という感じに見えます。肉眼でも分かるという方もいますが、わたしゃ見えません(^^;
M42やM8と並んで、代表的な星雲になりますが、その分、奥も深いんですよねー。まだまだ、精進しなければ…

No title

かわう
ノータッチとは思えぬ見事なM31です。
縁のモクモクもよく出てるし、三コマでこれだけ出せるのなら三十分も撮れば強調し放題ですねー。

No title

かわうさんどうも~。3コマ6分なのですが、撮影そのものは5コマ撮影してます。30分撮影なら15コマなので、ええと、25コマ…
できない数じゃないですねー。どこかでチャレンジして見るかなー。

No title

ろざりお
すっごい綺麗ですね☆

周りの乳白色が良い感じです♪・・・ぽち

No title

ふにゃ太郎
わお!いいじゃないですか。M31のディテールが綺麗に出ていますね。
これを合計露出6分で撮っちゃうんだから、TNK恐るべしですよ。
2分露出画像の成功率が3/5なのだから、2分×15枚撮影すれば、9枚は使えるってことですよね。コンポジットして、ちょっとした強調処理も出来るし、粒状もかなり良くなると思いますよ。
ガイドの心配しなくていいのですから、これは撮影方法の一つのブレークスルーかもしれません。

No title

ろざりおさんどうも~。自分でも最近の中ではなかなか目立つ作品?になったと思います。こうして見て見ると、アンドロメダ銀河もでっかいんですよねー。もう少し広いレンズで撮影したいなー。

No title

ふにゃ太郎さんどうも~もう少し赤緯が高ければ歩留まりも上がるのですが、とりあえずはこの辺ですねー。TNKはデジカメの進歩のたまものなのですが、こんな風に少し写ってしまうと、欲が出てきてしまいます(^^;
15枚~25枚、やっぱチャレンジして見るかなー。
それより、メーカーがもう少し安価なTNK赤道儀を作ってくれるとありがたいんですよね。10分間だけエンコーダーでピリオディックを補正してくれるとか。何か手はないもんでしょうか。
そんなのを作ってもらうためには、先にこのTNKを普及させるべきなのかな~
非公開コメント

トラックバック