こちらは夕日を背に飛んでいくカモメ。秋から冬の間はあまり見かけなかったような気がするのですが、春が近くなってから夕日を撮影に行くと結構飛んでいるような気がします。丁度夕日が沈む辺りを飛んでくれるのでいい被写体になってくれるのですが、時間帯が時間帯なので殆どの場合黒くつぶれたシルエット状態になります。この日は少し風があって、風上に向かって飛ぶカモメの速度が落ちていたので少し撮影しやすい状態でした。それでもそれなりに距離がある被写体ですので、150mmの望遠レンズめいっぱい伸ばした状態で、さらにかなりトリミングをかけてあります。少しブレているのですが、かろうじて夕日に照らされた顔を収めることができました。こうして拡大して見ると、アオサギとかの大型の鳥と違って、足を見事に体に納めて飛んでいる様子が分かります。アオサギですと足は後ろにだらっと垂れ下がった状態で飛んでいるのですが、このカモメの場合は足が見えません。やっぱりこちらの方が効率がいいのでしょうか。
OLYMPUS E-330 ZD40-150mmF4.0-5.6(150mmF5.6 1/320sec ISO 200)
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