冬空に 輝くシリウス 比べては



 週末の天気は悪そうなのに、なぜか平日の夜はすごく晴れる日があったりします。しかも風邪をひいたタイミングで…。ふにゃ太郎さんも撮影をしてるよー、という連絡があり、すごく悔しくなって、完全防備の上、ベランダから少しだけテスト撮影してみました。…こんなことしてるから風邪引くんですよね(^^;
 テストは、せっかく買った85mmF1.4と、以前から持ってる70-200mmF2.8の比較。これで70-200mmと差が無い、となると、星用としては何を買ったんだか分からなくなるわけで…いや、そう思うならテストしないほうがいいのかも(^^;
 いずれにしても、少しガイド撮影しなければ星が流れてしまうのでテストにならないのと、普通の三脚は車に入れっぱなしなので、取り出してきたのはフォトガイド2。ベランダからでは北極星が見えないので極軸はあわせられないのですが、今ならレグルスがほぼ真東から昇るので、それを目安に水平だけ合わせて簡易曲軸あわせ。露出は30秒。したがってケーブルレリーズさえ使わず。完全なCTNK(超・て・ぬ・き)でもないので、HCTNK(半分・超・て・ぬ・き)とでも言いましょうか。いやだんだんやり方の名前が長くなるぞ(^^;。TNKでいいや。
 対象は、シリウスとその下に見えているM41。ほかに手頃な被写体が見当たらなかっただけです。東~南にかけての低い位置しか見えないもんですから…
 結果は、ごらんの通り。といってもさほど差が無いようにも見えるでしょうか。上が70-200mmF2.8のズーム。下が今回導入の85mmF1.4(いずれもSIGMA)です。いずれもF3.5の30秒露出×4枚ですが、こうして見ると、1段分も絞れていな70-200mmでは赤ハロが結構残っていますね。85mmではほぼ見られないので、やはりここはF1.4の面目躍如でしょうか。これなら、やっぱりF3.2でも試してみたくなりますねー。
…次、晴れるのはいつだろうか…前もそんなこと書いたような…

上:SIGMA 70-200mmF2.8EX(70mm) 下:SIGMA 85mm F1.4DGEX
共通データ:Canon EOS60D (F3.5 30secx4 ISO 3200)、
VixenPhotoGuide2ノータッチガイド YIMGでstack+IrfanViewで調整、トリミング

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コメント

No title

かわう
HCTNK(笑)
なーるほど。もともと明るいレンズを絞った方がクオリティーが高いというわけですな。
こういう機材ネタはポチ菌の増殖原因になるので危険です。春には役に立たないから!と言い聞かせることにします(笑)

No title

かわうさんどうも~。このSIGMAの70-200mmは2003年購入のモノなので、設計もフィルム時代のものなんですね。それが最新設計の単レンズと同じレベルだったら、いやもう85mmの立つ瀬無し、だったんですが、さすがにそれは無さそうです。でも、自分としてはこの70-200mmは結構がんばってる気配。最新設計の今の70-200mmOSだったら、もしかしたらいい勝負するんでしょうか…
カメラレンズであれば、空が曇っていようが雪が降っていようが使えますよ~。どうです、おひとつ…(^^
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