真っ赤な夕焼け空に太く残った飛行機雲。流れてて薄くなりそうな、その雲に、もう一つの飛行機雲がやってきました。高く、空高く飛んでいるからでしょうか。音も無く細く輝く飛行機雲は、やがて太く赤く染まっていた太い飛行機雲と、挨拶を交わすように交わり、離れていきました。交わる瞬間、それを確かめたのように、太陽が遠い地平の向こうに姿を消しました。細い飛行機雲はやがて離れて行き、残された太い雲は、風になびいて広がり、藍色に変わりつつある深い空へと、ゆっくりと流れて行きました。
ただ、夢中でシャッターを切り続けた短い時間。春先の、不思議な世界でした。
Canon EOS60D SIGMA 10-20mmF4.0-5.6EXDC(12mm F8.0 1/100sec ISO 100)
コメント
No title
不思議なボーダーラインですね☆
細い雲が夕陽の赤を吸い上げているようにもみえますねぽち☆
2012/02/26 URL 編集
No title
ぽち☆ありがとうございます~。
2012/02/26 URL 編集
No title
Canonにしては彩度が高い感じがしますが、ピクチャスタイルは何でしょうか?
レタッチかなあ・・
一瞬、E-3かと思いました。
2012/02/26 URL 編集
No title
普段はあんまし色が乗ってくれないんですが、この日の夕焼けはいい感じでした。AWBではなくて、太陽光にすればもっと行けたかなー。ピクチャースタイルは、普段いじるのが面倒なので触ってないんですよね。スタンダードのはずです。はず…(^^;
色のりは、E-3よりE-620の方が、多分いいとは思います。厳密には比べたことがないんですが…
2012/02/26 URL 編集