冬の川 ぷかりと浮かぶ 薔薇一輪(バラ星雲~コーン星雲)


 14日に撮影した85mmでの星野写真のひとつです。この日は天候が晴れたものの、さて、何を撮ろう、という状況であまり考えていなかったのですが、直焦点はとにかく、星野撮影はもっと考えていませんでした(^^;
 とりあえず星雲のある近辺を85mmで撮影しておこう、とは思ったのですが、なかなか良い構図を思いつきません。そもそも85mm(APS-Cですから、換算136mm)という焦点距離そのものが中途半端で、これが200mmぐらいになると一気に色々対象が増えるはずなんですけどね…(^^;
 で、向けてみたのがオリオン座方面(ふたご座方面は最初に紹介しちゃいましたね)。薔薇星雲とベテルギウスが同じ視野に入るので、冬の天の川をかませて、まぁこれなら少し面白い構図になるだろう、と踏んだわけです。たしかこの近辺にコーン星雲もあるはずだから、その辺の写りも含めて色々やってみよう、というわけです。
 写真の右上のオレンジ色の明るい星がオリオン座のベテルギウスになります。明るすぎるので、このレンズだとゴーストが星の周りに出てしまい、少し肥大化してます。バラ星雲は結構大きく写っていて、先日のふたご座近辺のモンキー星雲なんかと比べると、いかにバラ星雲が大きいかが良くわかります。
 で、肝心?のコーン星雲&クリスマスツリーなんですが、今までバラ星雲の南側にあるもんだと思ってたのですが、調べてみると左上(北東)にあるんですね。実際、この写真にも位置的には写っているようです。が、このコーン星雲は相当に淡いみたいで、ノーマルカメラのKissX5ではまったくと言っていいほど写りませんでした。左上のほんの少し星がごちゃっとしてて、なにやらぼおっとしている部分がソレになります。むしろ、その右上のなにやら青い散光星雲の方がまだ写っているかもしれません。んん、これってかわうさんとかが撮影してたカタツムリでしたっけ。違ったかな?
 で、右下の方がオリオン座のバーナードループ近辺になるわけですが、ほんの少し赤くなっている気配です。バーナードループそのものは別カットでなんとか写っているのが分かるカットがありますので、そのうちまた上げますね。

Canon KissX5 SIGMA 85mm F1.4DG EX(F3.5 180secx5 ISO 3200)
Vixen PhtoGuide2赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintoShopPhotoとIrfanViewで調整

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コメント

No title

草なぎ
玄さん、こんばんは
はじめまして。

冬は寒いから空気が澄みきって星空がきれいですよね
いつまでも見上げていたいけど…
すぐ見つけられるのがオリオン座の☆☆☆

薔薇星雲にモンキー星雲…って面白い名前ですね

もっと身近な名前が有ったりして

No title

草なぎさんどうも~&はじめまして!。お越しいただきありがとうございます。

冬の星座は一等星(=明るい星)が多いので、とってもにぎやかなこともあり、夏や秋の星空より綺麗に見えますね。
星雲・星団の中には何かに似ているがためにその名前の付いたものが結構あります。こうして撮影してると楽しいですよー。
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