冬の川 星の集いも あと少し



 はい、冬の天の川の中の散開星団2つです。この辺は結構適当に撮影しているのと、あまり見栄えのしない対象なので、早いとこ紹介しておかないと、永遠に埋もれてしまいそうなのでとりあえず(^^;
 二つの散開星団、M46とM47は、とも座に属するのですが、位置のイメージとしては大犬座の少し東側。おおいぬの顔の下側の星、を、シリウスとの間を2倍ぐらい伸ばしてやると、この星団にたどり着きます。双眼鏡で見ればふたつの星団が近くに見えるのですが、R200SSの画角だと、ひとつひとつが精一杯。モザイクするにはちょっと離れすぎているふたつです。
上の写真、M46は先日aokiへちょこっと出撃した時に撮影したものです。この星団は微光星が多いんですが、中に球状星団が重なっているので、ISO6400で少し感度をかけて撮影しています。
下の写真、M47については取り立てて何もないので、ISO3200の60秒露出で済ませています。こちらは上場に出撃した時に時間待ちに撮影したものですが、ISOも空の状態も違う(上場の方がかなり良い)ので、バックグラウンドが結構違いますね。実際にはかなり黒くつぶして分からなくしてますが、もうちょっと差を明確にしてもよかったかな。

上:M46:Canon EOS60D Vixen R200SS+コマコレクター1(800mm F4.0 60sec x4 ISO 6400)
下:M47:Canon EOS60D Vixen R200SS+コマコレクター1(800mm F4.0 60sec x4 ISO 3200)
共通:VixenGPD赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

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コメント

No title

otg**o923*b5*05
nice

No title

nam_world
それにしても、玄さんのR200SS、光軸イイですね
ピントもいつもビシッと決まってますね!
基本、大事ですねー

No title

ふにゃ太郎
M46もM47も、眼視や低倍率の双眼鏡で見ると
「お!」っと思うのですが、
望遠鏡で拡大して見ると、
「あれれ?」ってなっちゃいますよね。
しかし、散開星団も球状星団も宇宙の成り立ちを知るには
大切な研究材料なのだとか。
光軸バッチリで流石ですね。

No title

niceさんどうも…って、どうコメントすればいいんでしょ。誰か教えて…

No title

Namさんどうも~。光軸は、実は1年近くいじってなかったりします。当然鏡の清掃もできてないんですが…(^^;
ピントはバーチノフマスクでやってますが、気温が変わっても、あまり変化は気にならない気もします。シャープに見えるのは、ブログ用にシャープネスかけまくってるからかもしれませんね(^^;

No title

ふにゃ太郎さんどうも~。M46の方は、ファインダーで見ても結構暗いので、ヘタすると見逃してしまいそうになる対象ですね。そういや望遠鏡で覗いたことがあまり無いような…今度機会があれば見てみたいかな。
光軸は…実は以前ふにゃ太郎さんにばっちり合わせてもらって以来、一切いじってなかったりします(^^;。R200SSは狂いにくいとは思いますが、また今度調整してもらおうかな…(^^;
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