おおぐま座にある銀河の中でも比較的早い時期から撮影対象になってくるM81,82のコンビです。この銀河は明るい部分と淡い部分とが同居している上、特に下のM81はそこそこの大きさがあるので、撮影してもなかなか見ごたえがある被写体になりますし、明るさの差や淡い部分を出すためにはそれなりの露出や画像加工もしなければならず、結構チャレンジング、かつ写しがいのある被写体だったりします。これぐらいの赤緯になるとTNKで撮影しても比較的安定して撮れるので毎年撮影していますが、普通に撮影しただけではM81や82の中心部が白く飛んでしまうため、今回は露出の違う2種類の露出を行い、HDR的な処理をしています。おかげで、上のM82の中心部も完全には飛ばず、赤い色が残ってくれました。色々面倒ではありますが、やってみるもんですね。ピリオディックモーションの問題は結局解決していませんが、数さえ撮れればなんとかなりそうなので、もう少し色々やってみるつもりです。
Canon EOS60D Vixen R200SS+コマコレクター1(800mm F4.0 120sec x5 x2 ISO 6400、1600)
VixenGPD赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
コメント
No title
毎年春の銀河の季節は天候不順で撮影できず
みなさんの作品を指喰わて見いているだけです。
2013/02/24 URL 編集
No title
とりあえず、この夜撮影したのがまだもう少しありますので、ぼちぼち出していきますね~。
2013/02/24 URL 編集