マイクロで CTNK(超 て・ぬ・き) オリオン座

 今週の鹿児島は移動性高気圧に覆われて、ずーっといい天気でした。新月期でもあり、これは…という状況だったんですが、さすがに平日に長時間撮影に出るのも無理があります。結局、日曜日の夜と水曜日の夜に出撃するのがやっとでした。今夜もすごく晴れてるのですが、飲み会だったこともあるのでちょっと無理…まぁ、黄砂でかなり霞んでるんで、出てもなぁ(負け惜しみ)
 

 
OLYMPUS E-PL5 ZD9-18mmF4-5.6(9mm F4.0 30sec ISO 3200)
 
 で、6日に撮影したのがこいつです。でも、やっぱり3日の夜に比べると少し黄砂が飛んでき始めているのか、かなりもやってる感じがしますね。
 R200SS+EM200の組み合わせで引き続き狙ったのは、超メジャーなヤツ二つ。でも、まだ全然処理ができてません(^^;。代わりに処理したのは、E-PL5で撮影したオリオン座。超広角レンズでは、絞り開放でF4なので木星とシリウスぐらいしか見えないのですが、今回導入した45mmF1.8レンズだと、ちっこいくせに結構明るくて良く写ります。実際、星空に向けてもオリオン座の形であれば結構分かりました。3等星~4等星ぐらいまで見えている感じですね。やっぱりレンズは明るさが命、か。
 EM200を持って出てるし、平日なので赤道儀2式を展開する余裕はさすがにありません。そこで考えたのが、明るいレンズを生かした例のCTNK、超・て・ぬ・き撮影でございます。露出10秒で撮影したオリオン座を5枚重ねて処理してます。45mmだと換算90mmになるので、さすがに10秒露出でも流れますが、星の並びを見るぐらいであれば十分でしょう。
 


OLYMPUS E-PL5 M.ZD 45mmF1.8(F1.8 10sec x5 ISO 3200)

ただ、このレンズもやはり赤ハロが出てしまっています。また、周辺では少しひずみが出ているかな。でもF1.8の開放ということを考えれば、十分な性能では無いでしょか。後はカメラの性質として、やはり赤外は全然写らないみたいですね。馬頭星雲もちょっと無理っぽい気配です。でもM42やM78はちゃんと写ってます。赤道儀無しでここまで写ればいいんでないかい?。なお、オリオンが傾いているのは、実際西の空に傾いてきているから。三脚で調節するにはちょっと難しい状況だったので、その辺についても手を抜いてます(^^;
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コメント

No title

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オリオンを狙うニュートンの勇姿がカッコいいショットです!
カメラレンズでの星空も良いのですが青ハロ多くてこまりますね(^_^;)

No title

かいなおさんどうも~。カメラレンズは手軽でいいんですがねー。コストパフォーマンスの関係で、どうしてもズームレンズが多いので、画質はそれなりのが多いんですね。
単焦点のハロは、絞ると結構改善されるようです。このレンズもそのうち試してみますね~。

No title

UTO
むむ!?いつの間にEM-200までッ!?って、ふにゃ太郎さんにお借りしているんですね。
マイクロのレンズは価格.comなどで作例みると、75mmも青ハロが出るみたいですね。デジタル処理での修正が前提なのかしら・・・
ミラーレスでの夜の構図決定はどうされています?

No title

UTOさんどうも~。EM200はふにゃ太郎さんから借用中ですが、精度もスゴイものの、その重量もスゴイ…。この週末、荷物を乗せる可能性もあったので車から降ろしたんですが、正直、また積むのはイヤになってます(^^;;どないしょー。
75mmも青ハロ出るんですね。まぁ、マイクロだと、色んな意味で厳しいのかなー。どこまで絞ればOKかにもよりますよね。
マイクロの構図ですが、45mmは明るくて星で構図が取れます。上の9-18mmでは、暗いので、EM200の赤いランプを頼りに「こんなもんかな」と試し撮りして決めてます、というか、その辺もTNK(笑
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