葉と花と 嵐に揺れる 春の日か


 引き続き、曽木の滝で見かけた若葉の香ってきそうな写真です。こちらもモミジ系の木の写真ですが、花の咲いた木ではあるものの、まだ葉は開ききっておらず、いかにも若葉です、という雰囲気がいい感じをしてました。背景が少し暗い木陰で、手前に日が当たっている状態で目立っていたので、その雰囲気を出したくてカメラを向けてみました。

 撮影してみると、手前の若葉に露出を合わせるには背景が暗すぎます。なので、露出補正で暗くしていくのですが、このE-PL5、露出補正に少しクセがあって扱いにくくなってます。今までのフォーサーズだと、シャッターボタン横に露出補正ボタンがあって、それを押しながらダイヤルを回すと、露出補正が確実にできました。EOSもダイヤルでできますが、測光したあとしばらくしてタイマーが切れると、ダイヤルを回しても反応しないなど、イライラすることもあるので、このボタン押しながら露出補正は結構使いやすいんですよね。押してる間、確実に露出補正ができますし、離せば瞬時に元の操作状態に戻ります。が、E-PL5、露出補正ボタンがありません。代わりに、カーソルの上キーを押すと露出補正モードに入ります。そこでダイヤルを回すと露出補正をすることができます。が、モードに入ってしまうということは、そのモードを解除しなければ、他の操作ができません。実際には絞り優先で使っていれば、上下キーが絞りのコントロールになるのですが、モードに入る前はダイヤル操作が絞りの操作になっていたので、操作が変わってしまいます。なので、今までのつもりで露出補正をした後、シャッタースピードとかを見て「もう少し絞るかな」と思ってダイヤルを続けて回すと、更に露出補正が変わってしまったりと、混乱してしまいます。このモードを抜けるには、カーソルキーのセンターOKボタンを押すか、シャッター半押しすれば抜けるのですが、そのワンアクションが意外と面倒なんですね。やはりここは露出補正ボタンを残して欲しかったなぁ、という所です。というか、そういう人はOM-Dを買いなさいということでしょうか…?(OM-Dって、露出補正ボタンあったっけ…?)

 で、肝心の写真ですが、露出補正の甲斐とレンズの明るさもあって、いい雰囲気に仕上がってくれました。ピントをどこに合わせるか、というのがあいまいなところはあるのですが、この日はどっちみち風があって、枝のどこにピントをあわせるかなんてのはとても判別できない状態でしたので、こんなもんでしょう(^^;

OLYMPUS E-PL5 M.ZD 45mmF1.8(F2.0 1/800sec ISO 200)

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