土曜日の夜にチロルで撮影したりょうけん座のM106銀河です。なんでも、2200万光年離れているとか。もう想像の付かない距離ですよね。
りょうけん座と行っても、位置的にはりょうけん座の二つの明るい星と、北斗七星との中間付近にあって、ちょっと探しにくい場所です。ガイド星図ではりょうけん座からになっているのですが、結局北斗七星のコップの部分からたどっていって見つけました。春の銀河は探すのに一苦労するのが多いんですよね。
撮影は色んな人の写真を見ていると、中央の明るい部分に結構な色が乗っているような気がします。実際、彩度を上げていくと少し青っぽい腕になってくるんですよね。ただ、今回KissX5での撮影というのも影響しているとは思いますが、彩度を上げていくとノイズの赤い色むらがかなり出てきてしまいます。この辺はダークをしっかり引いてやるとか、もう少し低感度で長時間露光しないと苦しいかなと思います。
また、今回なんとか周辺の淡い部分も描写できてるんですが、元画像にはあまり写ってませんので、結構ムリをしてます。その分ノイジーになっちゃってるんですよね。トーンカーブの使い方次第では、もう少しノイズ感は押さえられそうな気もするのですが、まだその辺のコツがわかってません。まだまだ修行が必要でしょう…
Canon KissX5 Vixen R200SS+パラコア1(920mm F4.6 120sec x6 ISO 6400)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
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コメント
No title
感度が6400だからノイズがのっている→コンポジットでも消えないって所だと思います。
オートガイド使ってなかったんでしたっけ?
感度落として露出時間伸ばせばもっと滑らかになると思うけどなぁ~。
感度が上がっているから、明るい部分が飽和しているのかも知れないですね。
AdobeのカメラRAW使えれば、もう少しノイズは減らせるような気がします。
何気に気がついたんですが、X5ってこんなにミラー切れするんですね。
2014/03/27 URL 編集
No title
さすがの腕前ですね!
私のX5もISO6400だとノイズだらけで
どうにもこうにもなりません(^^ゞ
2014/03/27 URL 編集
No title
鹿児島にいるときは気にならなかったのですが、この露出だと背景も上がってきてます。その辺を考えるとISO3200でも変わらないかも知れません。今度やってみよ。
X5、この焦点距離だと結構ミラー切れします。この辺は60Dも同じですね。トリミングすればいいんですけど、面倒なのでそのままだったりします(^^;
2014/03/27 URL 編集
No title
2014/03/27 URL 編集