彦星を 待って色づく 星の玉

 5月3日の夜に四国カルストで撮影したシリーズ、さすがにこれで終わりになります。全部で何枚紹介したかは…ええと、数えるのが面倒なのでやめておきます(^^;;
 これを撮影したのは、M8&M20を撮影した後。この後のメインの目的はリニアー彗星だったのですが、彗星が上がってくるまではまだかなりあります。では何を撮影しようか…と悩んでいたときでした。実際はこの後サドル付近とか、デメキン&彼岸花とかを撮影しているのですが、その辺を思いつくまでに時間がかかっている辺り、いかにテキトーに撮影しているかがバレバレですね(^^;。今思えば北アメリカとか網状星雲とか撮ればよかったんですよね…。撮影したのはM11付近。場所的にはたて座なんでしょうが、私のイメージではわし座の尾っぽの部分。彦星の下の方ですね。

 ムリヤリカラフりゃーなM11付近の天の川


Canon EOS60D KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 120sec x4 ISO6400)
VixenGPD赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

 で、肝心のこのM11付近ですが、ガイドが全部ずれていたこともあり、画像処理にはあまり気合いは入りませんでした。せっかく暗黒帯も含めてなにか写っている(テキトーに向けたので何が写っているかもテキトー…)ので、とりあえず賑やかっぽいのが分かればいいかー、と思ってました。んで、アップする前に「もうちょっと彩度上げてみようかなぁ」と思って「ぐいっ」と上げてみると…おおっ、思いの外カラフルぢゃーん。ということで、そのまんまハデハデで載せてます。こんだけハデハデに見えるのなら、もっと気合いを入れて撮影してみるのもいいかもしれません。でも、これだともう少し広いエリアで遊んだ方が面白そうですねぇ。

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コメント

No title

○猿○
玄さん
これで終わり~
また綺麗な夜空いつかお願いします<(_ _)>

No title

つりんずさんどうも~。今回の遠征の結果はこれで終わりの予定ですが、当然今後も星の写真は撮影していきますので、また撮れたら出しますね-。
問題は、晴れと休みと新月期とが、うまく重ならないことが多いというわけで…

No title

(^^)/ T-Fix
沢山の画像を見せていただきありがとうございます。
これだけたくさんの画像を一気に撮影されているのだと改めて気が付きびっくりでした!撮影データを拝見するとどれも20分以内なんですね。それでしかもノーマルのカメラでの撮影で2度びっくりです。これだけ撮影できるなら改造カメラもオートガイドも必要ないですね。次から次へと対象を変え次々と素晴らしい画像をGETするスタイルは新鮮な気がしました。
あのS120での天の川も驚きの一言です!空も抜群だったからこそのこの沢山の成果なのでしょうね。私もいつかは行ってみたいです。首都圏の光害がバックの空にどうしてもかぶるこちらとは別物なのでしょうね。

No title

T-Fixさんどうも~。いやお褒めいただきありがとうございます。改造カメラや冷却CCDまではまだ手が出せないのですが、せっかく空の暗いところがあるのだから…ということで色々やってます。というかまだ自動導入を使ったことが無かったりするんですよね。目盛り環さえ使ったことが無いので、せめてそれぐらい使えるようにならないとね…(^^;
露出時間は…そういえばほとんど20分以下ですね。でもM83は24分ぐらい撮影したかな。オメガも…ってあっ!オメガ紹介してないですね。そのうち出します(^^;;
S120であそこまで写ったのは私もびっくりしたんですが、やっぱり標高が効いている気がします。1000mを超えると全然違う感じですね。
T-Fixさんのように暗いのを狙えないのがネックですが、まだまだこのスタイルで行くつもりです(^^;
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