風を受け 稲穂のたれる 田を守る


 先日夕陽を見に行こうとしていたときに見かけた田んぼです。夕陽の方は見ることができなかったのですが、この田に張り巡らされた糸がすごくまっすぐで気持ちよかったので、思わず撮影にチャレンジしてみました。広角で撮影しても面白かったかと思うのですが、この時は夕陽用の望遠レンズを装着していたので、思い切って糸の1本に集中してその垂れ具合、というか風へのなびき具合を狙ってみました。望遠レンズだけあって被写界深度が少し狭く、糸のピントの合う範囲が狭くなるため、面白い効果が得られました。ピントを置く位置に迷ったのですが、この写真ではもうちょっとだけ奥に置いても良かったような気もします。稲へのピントと糸とのアングルを気にしていたため、気がついてみると画面が大きく傾いていました。なかなか難しい物があります。稲の緑を強調するため、多少コントラストを上げて、ほんの少しトリミングしてます。
OLYMPUS E-330 ZD40-150mmF4.0-5.6(123mmF5.3 1/125sec ISO 100)

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