賑やかに 輝く銀河の 秋の向こう

 11月20日に撮影した最初の対象は、M33でした。前回来たときにはR200SS+GPDで撮影していたのですが、結構てきとーだったので写りは今ひとつでした。今回はプロミナー指令+EM200で、がっつり撮影した…つもりだったのですが、さすがは?M33です。かなり淡いイメージで、思ったようには写ってくれませんでした。それでも、あれやこれやと画像処理をすると、なんとかそれっぽくは成ってきました。焦点距離が短いので大きさは迫力ありませんが、渦を巻く腕は、少し淡いところまで広がっているのがわかるかと思います。しかし、プロミナーだとさすがにこれだけ淡い銀河を導入するのは少し苦労します。望遠鏡のファインダーとは違ってカメラのファイだーだけですので、さすがに暗い寒風山でも「これ!」というところまでは行きません。テスト撮影してなんとか真ん中に持ってきました。やっぱり、なんとかファインダーが欲しいですねぇ。

Canon EOS60D KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 120sec x8 ISO6400)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

 この日は2式展開で、PhotoGuide2では最初広角撮影をしていました。秋の天の川から、賑やかな冬の星座が登ってくる辺りまでを一網打尽です。この広角撮影でも、今回ソフトフィルターを使っています。実はこのSIGMAの10mmでソフトフィルターを使うのも初めてでした。確かにいい感じに明るい星が広がってくれるのですが、さすがにレンズの特性までは変えてくれません。周辺部が伸びるこの超広角の特性だと、この辺が限界ですね。これまたやっぱり、魚眼レンズが欲しくなります。どこかで思い切るかな…(^^;


Canon KissX5 SIGMA 10-20mmF4.0-5.6EXDC(10mm F4.0 120sec x6 ISO 3200)ケンコープロソフトン
Vixen PhotoGuide2赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

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コメント

No title

mui*iz*n
超広角が欲しいけど、満足な星像になるのは高価なので未だ購入に至ってなかったりします。
割り切って魚眼に行くべきですかね?

そうそう、ザ・ビッグでホームスターアロマが950円で売られています。
今の時期の星空で固定されていますが、値段を考えると仕方がないかということで買ってみました。
寝る前のひととき、天気に関係なく夜空を楽しめるのはいいですよ。

No title

mui*iz*nさんどうも~。超広角のいいのは高価、というか、一般的な超広角レンズだと、周辺をまっすぐにするために、どうしても星は放射状に流れて写ってしまうのでは無いでしょうか?その辺あまり詳しくは無いのですが…
個人的には、割り切りも何も、超広角で撮影するには、本来は魚眼しかないのかな、と思ってます。
SIGMAの旧型のフルサイズ用F2.8魚眼が結構安くてよかったのですが、既に売られてないんでしょうな…
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