観望会ができそこねたけど、月面Xはなんとか見ることができた(この話はまた後ほど…)科学博物館の観望会の後、がんばって行ってきた寒風山では、前回平日出撃で時間がぜーんぜん無くて撮影出来なかったバラ星雲が狙いでした。現地は雨上がりで少し足下がぬかるんでたんですが、なんとか赤道儀は設置。プロミナー指令でバラやM46,7なんかを狙いますが、夜半を過ぎると、空には冬の天の川がどーんと。
Canon PowerShotS120 CanonZoom 5.2-26.0mmF1.8-5.7(5.2mm F1.8 30sec ISO 3200)
思わず自分も入ってますが、頭の上に乗っているのはヘッドランプだったりします。念のため(^^;
ムリヤリあぶりだしてるので、ムラなんだか模様なんだか分からなくなって、結局うまくは行きませんでしたが…
で、今回は期待のプロミナー指令です。350mmF4.0というスペックなら、APS-CのEOS60Dでも十分バラ星雲が入るはずです。更に標高1100mの寒風山の高さと暗さと合わせると、これまでで一番のバラ星雲が撮れるはず~。
…撮れました!
Canon EOS60D KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 240sec x8 ISO3200)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
プロミナーだと周辺減光が結構気になるのですが、そこはPSPの適当なワザで適当に目立たなくしてあります(^^;。まだ中央部分にムラっぽいのは残っていますが、ヘタにいじって不自然になるより、この辺が限界、という訳です。それにしても、色や星のくっきり感から言っても、自分としては過去最高のバラ星雲になったと思います。まだまだ勉強しなきゃいけないことはたっぷりあるとは思いますが、まずはここまでのバラが撮れただけでも満足です。やっぱり四国のこの暗い空は、高い山(といっても1100mですが)は、もうヤミツキになっちゃいますね。
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コメント
No title
この筒と赤道儀でのノータッチは最強コンビかもですね。
iso32003分8枚の24分なら露出時間もかな~りあるし!透明度の高い標高の宇宙での撮影とあってはデータ的にも過去最強ではないでしょうか。
2014/12/01 URL 編集
No title
始めた頃は、ISO6400で1分×3とかで処理してたのが懐かしく感じちゃいます。そのうちまたやるかも知れませんが(^^;
このコンビは今のところ最強ですね。後はもう少し軽ければ…というところでしょうか。
この日は他にももう少し撮ってますので、満月機にじっくり処理してみます
2014/12/02 URL 編集
No title
ED65QちゃんとX-E1の組合せは強敵よ・・・って、まだ撮ってないんだ。
標高も同じくらいだし赤道儀も同じだから、アイちゃんの直焦点システム10万円セットがどこまで通用するか楽しみです。
2014/12/02 URL 編集
No title
南会津のところは標高も同じぐらいなんですね。比較にはますますもっていい感じなんでしょうが、ED65Qちゃんの方が、星像は良さそうなので、露出時間さえかけられれば、そちらの方が良い結果が出るのは間違いなさそうです。後は、アイちゃん本人がちゃんと撮れるかな~(^^;
お師匠様は復活できるんでしょうか。まずはそっちが先かな?
2014/12/02 URL 編集