この週末は3連休の内2回遠征撮影ができましたので、昨年末から処理し切れていない画像がだんだん貯まってきているのですが、なんとかちょっとずつ紹介していきたいと思います。まぁ、Love!女医さん以外はそれほどたいした画像も無いので、ぼちぼちです(^^;
Canon PowerShotS120 CanonZoom 5.2-26.0mmF1.8-5.7(5.2mm F1.8 30sec ISO 3200)
10日の室戸カノープス合宿では、夕食を済ませた後、さっそく各自の機材展開となりました。まだ7時前だというのに辺りはすっかり夕闇で、空には冬の天の川がどーんと流れています。月の出までにあまり時間も無いこともあり、とにかくあせってセッティングです。クラブの40cmドブソニアン(DOB GOTO16)の隣にジーナさんとR200SSを展開し、ラブジョイ彗星を導入してさっそく撮影を開始しました。写真はとりあえず撮影開始したころのものです。とにかく空は暗いので、今考えたらISO6400でガシガシ撮影すればよかったのですが、最初の内はISO3200でしか撮影していません。尾が結構薄いので、もうちょっと考えればよかったかなぁ。上の写真はその観察&撮影風景です。右上隅に、Love!女医さんがギリギリ写ってますが、肉眼でも余裕で確認できました。こんな明るい彗星は久しぶりですね-。とにかく星の数が半端ない状態でした。皆さん流れ星も結構見たようですが、私の方は撮影とか色々していたので、結局この日はお目にかかれませんでした。
で、当日は撮影が一通り終わって月も上がってきた頃に宿泊所に入って宴会(^^;。私は持ってきたPCとプロジェクターに撮影したばかりのLove!女医さんを取り込んで、RAW現像~YIMGでスタック~PSPでの強調処理までとぱぱぱっと済ませて、クラブのLINEにアップ!。当日は恒星基準での重ね合わせでしたが、それでも複数に分かれた尾は十分確認できました。この尾の変化はなんかすごいことになってますね~。
Canon EOS60D Vixen R200SS+パラコア1(920mm F4.6 60sec x8 ISO 6400)
VixenGPD赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
んで、本日はそのISO6400の画像をなんとか本気処理。彗星核を基準にしてスタックするのですが、核の中心がどこなのか、実はよく分かりません(^^;。拡大して、「ん~、この辺っ!」というところを指定し、スタックしていきます。なんとかそれっぽいスタックにはなったかな。で、尾を基準に強調処理してみると、なんか本当にすごいことになってます。このへたくそな撮影でも、尾が3~4本に分かれているのが分かります。一番下はもしかしたらダストテイルも見えているのでしょうか?じゅっぱーっと伸びた尾は、R200SSの視界からもはるかにはみ出して伸びて言っているようです。眼視では残念ながら尾の確認はできなかったのですが、かなり大きく広がっているコマは見ることができました。いやほんとでっかく見える彗星です。この新月期には、またもうちょっと変化してくれるかもしれませんので、なんとか撮影してみたいところです。
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コメント
No title
わぁ!眩しいです♪
2015/01/14 URL 編集
No title
自宅でISO6400 F2.8 5秒(固定)ではっきりそれと分かる写りしてましたから。
なかなか赤道儀持ち出すことができないので、しっかり撮影できないのが残念です。
19時から寝る準備してたら平日は無理なのは当然なんですけどね。
2015/01/14 URL 編集
No title
R200SSだと大迫力ですね。
彗星も暗い空で撮ると違いは一目瞭然ですな!うつくしいぞ~^^
2015/01/14 URL 編集
No title
2015/01/14 URL 編集
No title
それにしても明るいですね。この明るさは本当に久々な気がします。原因は、たぶんニュースであまり騒がれないからだと思います。ジンクスはやっぱり生きてますね~(^^;;
2015/01/14 URL 編集
No title
これだけ尾が淡いと、やっぱりしっかり表現するためには暗い空が必要になりますね。寒いけどちょっくら出撃してみません~?
2015/01/14 URL 編集