春を待つ 銀河の並びも 寒々と

 23日の大角遠征、最後の一枚です。春の星座が上がってきましたので、代表的なヤツを行っておきました。この獅子座の銀河トリオ(M65(右),M66(左),NGC3628(上))は、赤道に近い位置にいることもあり、以前のスーパーポラリスや、ジーナさん(GPD)での撮影では、鬼門の一つでした。とにかくピリオディックモーションなどのガイドズレが目立つんですよね。でも、このEM200Bであれば、ほとんどのコマで自分のTNKの許容範囲内に収まっています。この辺、どれぐらいまで許容するかによって違ってくるとは思いますが、この焦点距離でここまで収まってくれればとりあえずOKだと思ってます。


Canon EOS60D Vixen R200SS+パラコア1(920mm F4.6 120sec x8 ISO 6400)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

 今回も、画像処理でHDR的な事をやってみました。銀河は中心部が明るいことが多く、画像処理をするときに慎重に明部が飛ばないように調整しないと、すぐ白飛びを起こして階調が無くなってしまいます。今回はマスク処理をしたので、特に中心部については少し階調が出てるかな…という感じはします。この辺の不自然にならないような調整はまだ難しく、どんなノウハウを持って処理すれば良いのか、しばらく試行錯誤が続きそうです。ちなみに、下の写真は普通に処理を行ったモノ。これはこれで中心部が特に自然な感じになっているので、場合によってはこっちがいい、となるかも知れません。


関連記事

コメント

No title

○猿○
玄さん
わ~!
凄いです!
になってる

No title

つりんずさんどうも~。ぐるぐる渦巻き3トリオです…といっても上のNGC3628は渦巻き見えませんね(^^;。春の夜空にはこんな銀河がいっぱい見えますので、ぐるぐる銀河もそのうちまた紹介しますね-。
非公開コメント

トラックバック