愛媛県は今年ソメイヨシノの開花で日本一になったようですね。それが良いことなのかどうかは微妙な気がしますが、なにはともあれ、桜シーズンも本番ですな。
この時期は、やはり春の銀河に限ります。ということで、先日ちょこっと紹介したM106とM101の処理バージョンです。
FUJIFILM X-A1 Vixen R200SS+パラコア1(920mm F4.6 180sec x8 ISO 6400)
Vixen SXP赤道儀ノータッチガイド(withPEC) YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
で、今回のは、ベストでは無いけど結構いい感じです。FUJIの感度は少し落ちるみたい、というのはだいたい当たっているイメージですね。ノイズは比較的少ないし、バンドノイズも無いのでいい感じですが、外側の淡い部分の描写はもう一歩な感じです。後はRAW現像ソフトの関係で、ホワイトバランスがいまいちかなぁ。この辺は現像ソフト(Silkypix)に慣れる必要がありそうです。
しかし、それよりもびっくりしたのはその後お試しで撮影したISO25600です。さすがにこの拡張感度だと、ノイズ除去のためにべったりした感じになってしまうし、そもそもRAW記録ができないのですが、露出1分でそれなりに撮れてしまう辺りがすごいい。少しほんわかした感じになってますが、これはこれでいいかも。というレベルです。
FUJIFILM X-A1 Vixen R200SS+パラコア1(920mm F4.6 60sec x8 ISO 25600(JPEG))
Vixen SXP赤道儀ノータッチガイド(withPEC) YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
これがRAWで撮れて、ノイズ対策のべったり感が少し軽減できれば、かなりいい所まで行きそうな気もします。
Canon PowerShotS120 CanonZoom 5.2-26.0mmF1.8-5.7(5.2mm F1.8 30sec ISO 3200)
X-A1で撮影していると、セルフタイマーで遅延させている間(考えたらミラーアップも無いのだから、セルフタイマーをかける意味は無いよな…)その光がまぶしく光っているので、ちょっとこんな写真になってます。よく見てみると、もうさそり座が上がってきているんですね。この日はもやがすごかったので、とてもカメラを向けてみようという気には成りませんでしたが、こうして見てみるとちゃんと写ってますねぇ。
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コメント
No title
詳しい話はさっぱり分かりませんが、
うっとりです。綺麗~
2015/03/24 URL 編集
No title
詳しく分からなくても、とりあえず遠く遠くの銀河をお楽しみください~。
ちなみに、上のM106銀河は2,100万光年から2,200万光年、下のM101銀河も2,000万光年ぐらい離れているそうです。はる~か彼方ですな(^^;
2015/03/24 URL 編集