4月26日の寒風山遠征では、本当はラブジョイ彗星もターゲットに入っていました。しかし、カシオペア座から少し北寄りになってきたところにいるはずのラブジョイ彗星の位置をあまり調べられていなくて、明け方になってから捜してみよう、というレベルでした。んが、気がつくと当たりはもう白み始めていました。なぬー!(^^;;
かろうじて写ったラブジョイ彗星
FUJIFILM X-A1 KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 20sec x4 ISO6400)
Vixen SXP赤道儀ノータッチガイド(PEC) YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整
初めは一通り撮影を終えたクレ男(R200SS)+EM姫で捜していたのですが、いかんせん北極に近いので導入しにくいんですね。もう星がどんどん消えてきています。そこで、サドル付近をしぶとく撮影していたプロミナー指令+パトラーを使って、自動導入で向けます。こちらはさすがです。一撃で導入できました。しかし、もう既に薄明がかなり進行していて、とてもまともに撮影できる状態ではありません。レリーズを握りしめて、20秒露出を4枚だけ実施。現地では「うーん、なんとかある」というのだけ分かりました。
背景はもう、PALさんが撮影している(^^;青空みたいな感じになってしまっているので、処理する気合いも入らなかったのですが、今回無理矢理現像して処理してみました。思ったより彗星らしいほわっとした写りをしてくれていました。残念ながら尾は分かりませんが、思ったよりもまだ明るいみたいでした。
彗星撮影をする直前の薄明状態。明るくなり始めると一気に来ました
Canon PowerShotS120 CanonZoom 5.2-26.0mmF1.8-5.7(5.2mm F1.8 30sec ISO 3200)
気がつくと、辺りは明るくなってきていました。まだ地面がはっきり見えるほどではありませんが、夜明けが近いことを伺わせます。気温も結構下がっていたかな。まぁ、この時期の撮影は以前軽装で行ってひどい目にあったので、必ず冬の服装をスタンバイしています。さすがに手袋まではいりませんでしたが、ジャンバーしてて丁度良い感じでした。ラブジョイ彗星は、今月末に北極星にかなり接近します。一緒に写し取りたいなぁ。
- 関連記事
-
コメント
No title
機材名 良いですねクレ男さんとEM姫
2015/05/21 URL 編集
No title
撮影現場は、まさに山の中だったりします(^^;
2015/05/21 URL 編集