カワセミを見つけた水路で撮影したものです。普段は飛んでいるサギを撮影することが多くて、シルエットになることが殆どだったのであまり気にしていなかったのですが、こうして地上をバックにすると、シラサギというのはやたらめったら白飛びするんですね。デジカメ泣かせな被写体です(^_^;)。なんだかヘンだな、と思って白飛びを確認してみると、思いっきり白飛びしてました。あわてて-1EVほど露出補正したのですが、それでもまだ白飛びが残っています。もう少しアンダーで撮影できれば良かったのかも知れません。ちなみにシラサギも何種類かいる、というのを本で知りまして、このシラサギはおそらく「コサギ」になるかと思います。別の日に同じ場所で「ダイサギ」も確認してます。他にも「チュウサギ」がいるとか…。名前を付けたのは誰だろう(^_^;)。
写真の方はシラサギを少し強調するために、全体的に落としてあります。こうなると、背中の部分の白飛びがよけい目立ったりして余計悔しい感じはするのですが…むむぅ。
OLYMPUS E-330 ZD40-150mmF4.0-5.6(150mmF5.6 1/400sec ISO 100)
ちなみに、今度のEOS 40Dにも EOS1D MkIIIと同じく高輝度側階調優先モードというのがあるそうなんですが、この設定、どうやら露出アンダー気味で撮影して、トーンカーブをいじって暗部を持ち上げて適正露出に持ってきている、という形のようです。この辺の話はデジカメWatch( http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/08/17/6786.html )に検証?が載ってます。だとしたら、白飛びを嫌って少しアンダーで撮影して、PC上でガンマをいじって暗部を持ち上げてるのを、ハードでやってるようなもんですね。α100の逆光補正も似たような物かも知れません。ただ、これを違和感なく実施するには暗部の階調がしっかり残っている必要があるわけで、ノイズレスなCanon機だからこそうまくいくのかもしれません。OLYMPUSのE-3にも「Shadow Adjustment Technology」というのが導入されるのですが、これも(効果はα100側寄りのようですが)似たようなコントロールのようです。デジカメとしては標準的な機能になっていくのかもしれません。
コメント
No title
いやー、キヤノンとニコンのガチンコ、凄いなー。
フルサイズのD3、スペック的に考えて、店頭予想価格58万ってのが安く感じられる(買えるかどうかは別次元の話として)のは、頭が「カメラ病」に侵されている証拠なんでしょうかしら・・・(笑)
S5Proの後継なんて、まだまだ先の話だとは思いますが、D300ベースじゃなくてD3ベースでも買っちゃいそうで怖いな・・(笑)
2007/08/23 URL 編集
No title
でも、あんましアオると、Xeroさんホントに買ってしまいそうで怖いですな(^_^;)。
2007/08/23 URL 編集
No title
私はコサギやダイサギばかり撮影していますが、露出はマニュアル設定でやっています。
順光で羽に光が当たっている場合。AVモードなどでのわずかな露出補正では白飛びしますね。私はほとんど逆光で撮影するので、マニュアルでないとまったく無理という訳ですが。
コサギは、たいへん魅力のある被写体だと思っています。
またぜひチャレンジしてください。オッチー
2007/08/28 URL 編集
No title
オッチーさんのブログ、リアルなコサギですねぇ。い、いかん。望遠レンズ欲しい病に感染しそうだ。
2007/08/28 URL 編集