これで月食の写真も終了です。満月にほぼ戻った月の写真です。月食のメインの部分は終了しているのですが、半影食といって、薄い地球の影にまだ隠れている部分があるので、右上はまだ食が続いているような感じになっています。月の模様を出すためにコントラストをかなり上げているので、余計にそんな感じに見えますね。
普段は満月を見るときも、若干どっちかの方角が欠けていたりして完全な満月どんぴしゃの時間帯に見られることは少ないのですが、このときは月食が起きている時間帯ですから、ほぼパーフェクトな満月になっているはずです。満月を眺めることはあっても、写真に撮影するとクレーター部分の影が出ないのでいまいち面白くなくて、なかなか撮影することが無かったりします。次にこんな満月を撮影することになるのはいつになるのか…次の月食の時だったりして(^^;。
OLYMPUS E-330 Vixen SPR-150S(750mm F5.0 1/500sec ISO 100)
またまたOLYMPUSネタ。本日、30日の日経産業新聞に、OLYMPUSの菊川社長のコメントが載っていましたね。E-3が出た今年の年末はシェア10%を狙うとか、コンパクトカメラは在庫管理を徹底して利益を出すとか…そういえば、μ770を購入したときも在庫がほぼ無い状態でした。半年で新機種が次々に出るデジカメは、かつてのパソコンと同じで、売れるだけ作ると在庫の山になって、結局投げ売りしなければならないのですが、最初に作る台数を決め打ちしておいて売り逃げしてしまえば、値崩れする前に商品が無くなって利益は圧迫されません。ただ、予想以上に売れてしまうとビジネスチャンスを失ってしまうわけで、この辺の見極めはなかなか難しいのではないかと思います。シェアが比較的低いOLYMPUSだからこそできるのかもしれません。それはそうと、先のインタビュー。来年も一眼レフを出す、と明言してました。1年で大幅なバージョンアップは難しいでしょうから、センサーを換えたマイナーチェンジ版を出すのか、それとも年末ぐらいまで引き延ばしてE-410の改良版(手ぶれ補正内蔵?)を出すのか…。個人的にはあっと驚くような新機種を出して欲しい気もします。
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