星雲の 向こうに瞬く 星の陰

 今回、秋の星雲を結構色々狙ってみています。銀河類もそうなのですが、今まではあまり狙えなかった対象にチャレンジしてみました。その中でも、皆さん撮影しているのが「アイリス星雲」こと、NGC7023です。

Canon EOS60D SkyWatcher BKP250+パラコア1(1150mm F4.6 120sec x8 ISO 6400)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

過去に1~2回しか撮影したことしかないんですよね。何故かと聞かれても、何故なんでしょうねぇ、としか言えません。このお盆の時期にじっくり撮影出来る機会が少ないから、ということと、もう少し時期が遅くなると、冬の星雲が上がってくるからそっちに目がいっちゃう、というのもあるかと思います。過去にブログに載せたのはこちらですが、かなりノイジーなものでした。
この星雲もそうですが、海外の英語での星雲名から、直訳するとちょっと違うのでは?という名前もいくつかあります。このNGC7023は「iris星雲」なのですが、このirisが「瞳(瞳孔)」なのか「アヤメ」なのか「虹」なのか、明確に記述しているのは私もまだ見つけられていません。どれとも取れるのですよね(虹は違うか…?)前回のブログではアヤメ星雲、と自分で書いてますが、はたして真相は…?

今回は寒風山のかなり高いコントラスト&透明度が味方してくれているのでいい感じになってくれました。それでも、周辺部の淡いところは難しいですね。これ以上出すためには露出時間を延ばして、更に枚数も増やす必要があるかと思います。そもそもこの星雲は相当に北に寄っているので、撮影出来る期間はかなり長いはずです。どこかでもう一回ぐらいチャレンジしてみるかな…

さて、FUJI X-A1の天の川、続きを一応載せておきましょう。一番濃いところに続いて、その北側にカメラを振って撮影しています。


FUJIFILM X-A1 Canon EF50mmF1.8II(50mm F2.8 120sec x6 ISO 3200)
Vixen PhotoGuide2ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

一枚ならこんな感じです。位置的にはちょっと中途半端かな。本当なら先日の一番濃いところとうまいこと繋いで表現するつもりでした。
しかし、時間も経っていたしかなり適当にしているので、色合いとかがもうずれてしまっています。それでも、X-A1の実力の片鱗は分かってもらえるでしょうか。


先日のとPhotoShopElementsで繋いでみた結果。左右もずれてるのでトリミングしてます。

この焦点距離でも楽しいのですが、広く撮るなら24mmぐらいの焦点距離でじっくり撮影してみたくなりますね。そんなのはズームレンズしかありませんが…(^^;

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コメント

No title

sorayume
こんばんは!

本当に綺麗で ため息がうっとりです以前の記事も拝見しましたが 今回のは凄いですね!!本当にピタっと!!お見事です!天の川も本当に綺麗です!!川と呼ばれるだけあって無数の星宝石箱ひっくり返したような!(実際見たことありませんが)

今日もステキなphotoを本当にありがとうございます☆いい夢見れそう

明日もよい1日をお過ごしくださいね~♪

No title

○猿○
玄さん
宇宙の青い瞳
きっと美人だね♪

No title

sorayumeさんどうも~。天の川は、このカメラで撮影すると本当に多くの星が写ります。赤い星雲も写ります。川というよりは、雲ですね。今は雨が降ってますが、やっぱり降るような星空がいいですね。

No title

○猿○さんどうも~。この瞳は、碧い瞳なんで、きっと美人でしょう(偏見)
実は瞳の星雲はもうひとつ撮影していますので、近々また出しますね~。
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