遙かなる 星空目指して集えれば

…本日はちょっと長文です。色々がんばってきましたので…
ここの所、星ネタばっかりですが、こう暑いと、昼間に撮影に行こう、という気力がほとんど無かったりします(^^;

で、昨夜は天文クラブの出張星空観望会で、朝倉に行ってきました。ここは昨年は他のイベントと重なって来られなかったのですが、今年はばっちりです。しかも、天候までもバッチリでした。多少薄雲は広がるものの、半月なのに天の川が見えるいい天気。月面Xのクレーターを始め、本当に色々見ていただきました。

Canon EOS80D EF-S 18-135mmF3.5-5.6IS USM(135mm F5.6 1/60sec ISO 3200) 

実は、開始前のセッティングの時間で、アライメントを取っているときに「お?今日は水星が見える?」というのに気がつきました。さすがにもう沈んでいるのでは?と思いつつも導入してみると、しっかり見えてます。既に山陰に隠れようとしていましたが、なんとか望遠鏡でも見ることができました…と言ってもまだ筒内気流が収まってないし(平日だったので昼間の車内で暖められた筒なので、かなり熱を持ってました…)、地平に近いので、虹色に分光されてます。ゆらゆら揺れて形もわかりませんでしたが、望遠鏡で水星を見たのは、久しぶりでした。写真になんとか写ってますが、分かりますでしょうか?投光器の柱の右下、ぽつっ、と弱く光っているのが水星です。


Canon EOS80D EF-S 18-135mmF3.5-5.6IS USM(18mm F4.0 10sec ISO 800) 

児童館のグランドに展開した望遠鏡たちです。ブルーシートはグランドのほこりよけで、この上は土足禁止にして、見学してもらう形にしています。一番手前の黒いのが私のGS200RC。もともとこの鏡筒を導入したのが、こうした観望会で脚立などを使わなくても、小さい子供が見られるように、というのが理由でしたから、今回大活躍できて満足でした。天頂ミラー方式なので、かなり背の低い子が来ても、ミラー部分をちょいと回せばなんとかなります。ニュートンだとそうは行かないんですよね。最初に土星を見てもらいましたが、その時には気流も落ち着いていて、カッシーニの空隙や、土星本体の模様もしっかり見えていました。R200SSでもここまで見えたことは無いと思います。リッチークレチアンの本領発揮でしょうか。副鏡がある(しかもかなり大きい)のでコントラストは屈折に劣りますが、ニュートンよりはいいような気がしました。

Canon EOS80D KASAI GS200RC+x0.8レデューサー(1300mmF6.4 1/320sec ISO 800)

こちらはセッティング中に撮影しておいた月面X。ミラーアップで何枚か撮影したのですが、どうしてもブレが押さえられないので、最終的にはライブビューからの撮影(先膜電子シャッター)で撮影してなんとかブレを押さえました。あまり時間が無い中での撮影でしたので、こんな風に融通が効くのはいいですね。撮影画像はまだ少し甘い感じですが、眼視している時は結構シャープに見えてました。「X」に見えるクレーターは真ん中やや下側の欠け際なんですが、分かるかな~?

さて、21時半ぐらいまで観望会、そして撤収して帰路についたのが22時ぐらいだったでしょうか。そこそこ晴れていたので、このまま帰るのはもったいないと思ったのですが、平日だったこともあって撮影機材はあまり持ってきていません。でもコイツ(GS200RC)の実力を知る上でも何か撮りたい…ということで、以前も来たことのある田んぼの真ん中へ行ってみました。しかあし!世の中そんなに甘くない。到着してみると、思っていたよりも薄雲が相当に広がっています。星が見えているのは半分以下でしょうか。それでもなんとか北極星を見つけてセッティング。SXPで、オートガイドのセットも持ってきていないので、TNK(テ・ヌ・キ)撮影だと、歩留まりがかなり悪いのは承知の上で…実際1300mmという焦点距離も合わせて、歩留まり半分以下でした。1分以下の露出なのに…
ムリヤリ現像して合成したのがこんな感じです。

M57 こと座のリング状星雲です。こいつは明るいので短時間でも良く写ります。先日のリベンジですが、ガイドズレは、もうどうしようもありません。


M13 ヘラクレス座の球状星団です。これも明るいので思っていたよりも写りました。周辺像を見ても、今のところ問題になりそうな気配はありません。それにしても周辺減光が目立ちません、というか全然無い?


M27 これ、塩塚合宿でも撮影してるのですが、そちらをまだ紹介できてませんね(^^;。なんとか撮影出来ているのですが、完全に露出アンダーです。実行Fが8近くだから、まぁしゃあないかな~。いずれにしても周辺部まで均質な画像であることが見て取れるかと思います。焦点距離が長いので撮影のハードルは高いのですが、色々チャレンジしてみたいと思わせる筒ですね、というか、本来撮影用の筒なんでしょうけどね~(^^;

撮影データ(共通)
Canon EOS80D KASAI GS200RC+x0.8レデューサー(1300mmF6.4 40secx2またはx3 ISO 6400)
Vixen SXP赤道儀ノータッチガイドDPP4→YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整


Canon PowerShotS120 CanonZoom 5.2-26.0mmF1.8-5.7(5.2mm F1.8 30sec ISO 3200)

なお、撮影終了間際の空はこんな感じ。肉眼だともっともっと曇っているように見えますが、こうして撮影してみると意外と雲は薄く、星が綺麗に見えています。地面が傾いているのはご愛敬(^^;。ただ、体力的にもこの辺が限界で、この後帰路につきました。実は家に帰ってみるとむっちゃ晴れていたので、更にSXPのオートガイドテストをやってました。その辺の結果は、まだまだ整理できていないのでまたの機会に…寝たのは4時前でした…。長い長い一日でした(^^;

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コメント

No title

sorayume
おはようございます!

良いですね!私も見せて貰いに行きたいですょ色々撮れた日ですね!
月面Xも
玄さんやっぱり凄い✨
明け方までお疲れ様でした

今日も酷暑らしいですょ!くれぐれもお気をつけてお過ごしくださいねー✨

No title

sorayumeさんどうも~。いやまぁ、かろうじて晴れたのですが、忙しい一日でした(^^;
今夜もなんとか晴れそうなので流れ星見に行ってきま~す。
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