彼方から ほとばしる星々 感じつつ (M81,M82)

先々週のチロル遠征での一番の狙いはこいつ、撮り頃の位置に来ているM81,M82でした。それよりも、考えてみたら年初に購入できたFUJIFILMのX-T1の本格撮影はこの日が初めてだったんですよね。そもそも今年遠征に行けたのはこれが2回目だったような気がしますので、なっかなかチャンスが無かったのが実際です。


FUJIFILM X-T1 SkyWatcher BKP250+パラコア1(1150mm F4.6 120sec x6 ISO 6400)
タカハシEM200赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopPhotoとIrfanViewで調整

FUJIのはレンズもあまり持ってないので、使う機会がほとんど無いというのもネックですな。
M81,82はGENTAさんもX-A1で狙っている様ですが、かなり強調処理されてるのか、ちょっと(かなり?)ノイジーな感じです。こちらはISO6400まで上げているので、今回は口径とTNK(+T1?)の勝利かな…

ビグレプ1号はパラコアを含めると焦点距離が1150mmあるので結構大きく写せるのですが、それでも銀河類を狙うには少々焦点距離が足りません。本当なら2000mmクラスがいいのでしょうが、さすがにそのクラスになると解像度の問題も出てくるし、なによりTNKで撮影するのはムリが出てきます。オライオンの30cmとかが使えると少し面白くなるかもしれませんが、今はまだ買えそうにありません(^^;;

ということで、本来ならリチャード君直焦点(1600mm)+CEM25ECで究極のTNKを実施したいのですが、いかんせん赤緯モーターの逆回転で入院したままです。まだもう少しかかりそうなので、モタモタしてたら銀河の季節も終わってしまうかも知れません。とほほー。

OLYMPUS E-M5II M.ZD 12-40mmF2.8Pro(12mm F2.8 40sec ISO 5000)

さて、撮影中はこんな感じ。今回のスナップはE-M5IIで撮影してみたのですが、後から色々見てみると、星が小さすぎて星座が全然わかんないんですね(^^;。こちらも入院から帰ってきてから各種設定がリセットされているのを調整していないので、ちょっとシャープネスが強いのかも知れません。どちらにしてもソフトフィルターをかませるのが正解だったかな。画面の左側に北斗七星があるんですが、わかりにくいですよね…。

さて、時期的にはまだもう少し春の銀河の季節が続きます。マルカリアンの辺りとか、M101とかもしっかり写してみたいな~。
晴れろ~

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コメント

No title

sorayume
こんにちゎー


綺麗ですねー✨ほんと いいなぁMがこんな綺麗に✨
癒されます

玄さん 今日この後も良い午後過ごしてくださいねー☆

No title

sorayumeさんどうも~。春は赤い星雲なんかが少ないんですが、代わりにこんな遠くを思い起こせる銀河がいっぱいあったりします。晴れたらまた行きたいところです。晴れろ~(^^;;

No title

UTO
おぉ、いい感じに写ってますねー。
これ以上の焦点距離だと、シーイングの影響も出てきてなかなか難しくなりますが、それにしても、TNKで、ここまで写っているのを拝見すると、ボクもやってみようかしら・・と思ったりします。

No title

UTOさんどうも~。やはり1000mm以上になると、シーイング含めて色んな影響が出てくるんですね。
EM200Bはピリオディックモーションも少なく、TNKでは大活躍してくれています。赤道付近ではやはり難しい所はあるんですが、局付近なら3~4分は行けると思います。
まだまだTNKで行きますよ~。
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