星はすばる 都の空の ほうき星

やっぱり年末進行で全然時間が取れないままですが、このまま年を越すのも忍びないので、今年もやります反省会。今年こそは、と毎年思っているのですが、やっぱり思ったようには撮影できていません。星仲間は皆さん口を揃えてますが、実際今年は天候が悪かった年だと思います。去年に引き続いて色々あった年でしたが、少しずつ前に進んでいるのはまぁ、進歩かな。

ちなみに、毎年まとめてますが、過去の振り返りはこんな感じでした。



Canon EOS80D SIGMA 50-100mm F1.8DC(60mm F2.0 20secx6 ISO 1600)
Vixen PhotoGuide2ノータッチガイドYIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

写真は時間の無い中、宅撮りの速攻撮影でなんとか捕らえることができたすばるとビル種さんことウィルタネン彗星46Pです。F値の明るいこのレンズを使うことで極軸をてきとーに合わせただけでもそこそこ写すことができているのですが、いかんせんフラット処理をしていないので、周辺減光が大変なことになっています。それをムリヤリPSPで補正しているので、ドーナッツ状の暗部ができてしまったりと、もうボロボロです。セルフフラットをしようとして失敗したのですが、やり方はなーんとなく分かってきたので、来年はこの辺が課題ですな。

では行ってみましょう。2018年の遠征記録です。

甚兵衛:1月 計1回
船橋:1月計1回(月食)
チロル:3月2回計2回
ヤビツ:7月、9月、11月、12月 計4回+α
天体望遠鏡博物館 7月計1回
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合計9回

実際にはこのほかに宅撮りが6回以上あります。今回のビル種さんも、全部この宅撮りだけです。この辺をどうカウントするかによって変わってはきますが、遠征で言えば10回には届かなかったというのが正直なところでしょうか。なんせ9回のうち3回は四国での遠征です。更に、遠征に行ったけどほぼ坊主で帰ってきたのが3回以上あります。こんなに打率が低いのも今年の特徴でしょうか…うち2回は電源が確保できないというおまぬーな状況でした…
もう少し気楽に行ける条件の良い場所があれば良いのですが、その辺も来年の課題ですな。

導入機材編

去年はぽつぽつと何らかのモノを購入してたのですが、今年は気がつくとカメラレンズを買っていない気がします。まぁ、その辺は去年もあまり変わりませんが…

カメラ:ZWO ASI 183MC
フィルター: IDAS LPS-D2
補正レンズ: BORGマルチフラットナー

…こ、これだけですね。他にもあったかな…。実は火星大接近に合わせて拡大アダプターなんかも買ったのですが、結局使ってません(^^;;
カメラはNikonの防水コンパクトなんかも買ってるのですが、星撮影には一切使っていないので欄外です。そう考えると今年はとにかく導入機材も少なかった。まぁ、今持ってるのをとにかく使いこなすのが先決ですな。ああ、そう言えば防湿庫だけは買いました(^^;来年はZWOを使いこなすために、電池の餅が良いノートPCとか、絶対忘れない大容量バッテリーとか導入したいところです。

ということで、今年も残すところあとわずか。今年も色んな人に助けてもらいました。この場を借りるのは秘境なんですが、都会のど真ん中で星見の人間にとっては秘境みたいなもんです。ありがとうございましたー。来年もまた、よろしくお願いしまーす。

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