星々を 眺める技を さまよえば (CP+ 2019 星関連編)

たっぷり楽しんできてしまったCP+、最後は星関連用品編です。と言っても、それほどネタは無いかも。もう、自分の興味だけというか、ふらふらっと見てて、むむっ?と鳴ったところだけチェックしてるので、計画性はまるで無し(最後のビクセンのセミナーだけは別)。なので、ちゃんと情報収集したい方は星ナビの記事をみるとか、天リフのブログを見ていると、HIROPONさんとかのブログに結構なボリュームで載ってるので、詳しくはそちらを参照していただければと(ヲイ

実際、今の自分の機材を考えると、直近でどえらいものを買ってしまった(^^;というのもあって、不足しているものはあまり無いんですね。一番不足しているのは良く晴れた暗い空です。はい。なので、思いっきり興味を持って調べたものはほとんど無かったりします。唯一、ビクセンのポラリエUの記事を見て、そーいえばフォトガイド2も、もう30年選手になってきたので、ええかげんガタが来そうだよなぁ、ということで、ポータブル赤道儀がなーんとなく気になっているぐらいだったりします。何はともあれ、てとーにレポート行きます。相変わらず長文失礼しまーす。

ということで最初はケンコーのスカイメモのコーナー。ここはスカイメモSとかTとかが展示されてましたが、スマホコントロール専用のSがやっぱりコンパクト。


手に持ってみるとさすがにスッポリとは行きませんが、なんとか手に収まるぐらいの大きさです。もちろんそれなりに軽いわけで、方位微動や三脚の問題もあるとは言え、こんなのがひとつあってもいいよなぁと思ってしまうわけです。これだけ丸くてコロコロしてると、なんか飾り付けてキャラクターにしてしまいたくなるのは私だけでしょうか。


今回ケンコーはノーマークだったんですが、回ってみるととにかく色々展示してて、意外と楽しめました。こちらは10倍の手ぶれ補正双眼鏡。口径は小さいので天文用途としてはいまいちだとは思いますが、覗いて見ると手ぶれ補正が思いの外強力。これなら、8X30とかがあれば、天文用としても結構いい線行けるんじゃないかと思ったぐらい。


ケンコーブースにはミード製品もあったのですが、あまり目立ったものは無かったような…。気になったのはこの赤道儀。上に載ってるのは6インチのシュミカセなので中途半端な気がしますが、赤道儀は今時にはないカクカクした感じのデザインで、なーんとなく目立ってました。機能や価格面(28万!)は別として、デザインとしてはいいかも。


更に気になったのはこの双眼鏡のユニバーサル三脚アダプター。抜群の安定感、とありますが、個人的にはその汎用性が気になりました。自分の持ってるフォレスターにも合うんじゃないかと。4千円ほどなので、そのうち買ってしまうかもー。


今年も相変わらず双眼鏡は少し気になって見ていたけど、8x40系は、だいたいEDレンズになってて、4万円以上するのばっかり。庶民にはほど遠い存在になってしまった。どうせほど遠いならこれぐらいのも…と、ツアイスブランドでなんだかてきとーに置かれていた双眼鏡。20倍60mmと、スペックもすごいのだが、その価格もすごい。ざっくりニコンのアレと同じぐらい。すなわち60万円オーバーだ。ちらっと覗いて見たけど、正直この場で見比べてみてもそれほど違いは分からない。というか片手にカメラを持ったままだったので重すぎてよく分からなかった。ぷるぷる。


結構元気な感じがしたのがサイトロンのブース。セレストロンのPower-Ackermannシリーズで、バカでかいのはまぁ、これまでもウェブで見たことあったので「ふうん」な感じでしたが、この8インチ(20cm)のは比較的お値段もお手頃(20万円台だったかな)になるようで、カメラをうまく選べば、人によっては魅力的な筒になるんじゃないでしょうか。この赤いカメラは良く似合ってました。ただ、これは主焦点になるので、眼視はできないんだよなぁ。


他にも気になったのは、この緑の赤道儀と筒。いいデザインしてます。筒は7cmのED。これお値段も重量も大きさも手頃なので、もしお手軽観望会とかが多ければ、こうした筒を一つ持っててもいいかも、と思わせるものになってます。ファインダーとか接眼部とか色々揃えてたら必ずしも安いとは言えないかも知れませんが(^^;
赤道儀はEQ35Proでしたっけ。ベースはEQ3なんでしょうから、それほど目立ったスペックというわけではないと思いますが、コンパクトで緑のアクセントが良い感じでした。そしてなんと言ってもカーボン三脚。これ、ちゃんと足が広く開くんですよね(カメラ用の三脚は開き方がこうした望遠鏡用より控えめなので、若干不安定)。しかも軽い!。iOptron用のアダプターがあって、もっと早く出てれば天文ガイドのよりこっちを先に買ったのになぁ。まぁ、しゃあないか。EQシリーズ用のアダプターしか出てないし。ただ、安定感はあるようなので、ポタ赤用に使うには結構いいかも。



筒の方でもうひとつ気になったのはこの15cmF5のアクロマート。さすがに15cmはデカくて、異彩を放ってました。自分も12cmの筒は持ってるのですが、黒いボディで15cmは違うなぁ、という感じ。ええ、外観だけで判断してます(笑。SE120の12cmF5の画質を知ってしまっているので、この15cmアクロマートは推して知るべしというところでしょうか…。



さて、一回りしてまた回ってきましたケンコーブース。今度はフィルターです。星景撮影用にイチオシ!という感じでアピールしてましたスターリーナイト。55mm用で5千円ほどですので、結構お手頃価格です。2万円前後する光害カットフィルターを考えると、ずいぶん安いのですが、一応狙いは水銀灯の一部とナトリウム灯の輝線のカット。一応その辺の波長を大幅に下げてはいるようですが、効果の程はどうでしょう。場所にも寄ると思いますが、最後の一押しにはいいかもしれません。最終的にはひとつ逝っとくかな…と思い始めた自分がいました(^^;


そしてプロソフトンと同じくして、角形フィルターも出てました。こちらはプロ用というイメージなので詳しく見ませんでしたが、基本同じような感じでしょうか?



二回り目になってようやく発見しましたBORGブース(ヲイ
ただ、新製品というのはあまり無いような感じで、ブースをパッと見て最初に目に留まったのがTリング各種のアピール。おいおい。
それでも、どうやらこの72FLは新製品のようです。そう言えばBORGは7cm~8cmぐらいの筒がバッサリ無くなってしまってるんですね。しかもどうやらEDレンズは無くなるようです。全部フローライト化していくようですが、その辺は売れ筋とガラス材の関係だそうです。色々大人の事情がありそうですな。まぁ、この7cmを皮切りに再度充実して欲しいところです。


そして最後、我らがビクセンブース。一番目立つところにこの真っ赤なR200SSが展示されてました。しかし、もう70周年なんですね。最初にスーパーポラリスを購入したころは、確か35周年記念とかやってた記憶なんで、あれから35年ですか…(遠い目)。この筒、市販しないんですか-、と一応私も聞いておきました。3倍速く導入できそうな気がします。


で、ビクセンで今回の目玉はこのポラリエUです。色々付属してますが、色んな意味でかなり改良されてるようです。セミナーでも一通り聞けましたが、かなり工夫してるみたいです。


ポラリエと比べて
・重さは190gほど大幅軽量化
・でもウォームホイルなどの重要部分は変えず。
・サポートスパンを長くして耐荷重UP
・三脚部分は側面と底面にアルカスイス互換アリガタを装備
・雲台マウント部分の取り付けネジはガッツリ締められるように
・最初っからスライドステー&ウェイトを付けられることを配慮。そうした展示もありました。
・スマホ接続でカスタマイズ可能
・オートガイド、シャッターコントロールなどのコネクタ装備
もう、至れり尽くせりな感じです。形もロリコン、いや、コロリンとした丸っこい感じで持ちやすく、収納しやすそうな感じです。開発はほぼ終わっているそうで、後は強度や耐荷重などのテストを行えば発売までそう長くは待たされない用です。今年中には発売になるんじゃ無いのかなー。


セミナーではSXP2とAXJの話もしてましたが、SXP2は、SXPを作ったときの不満点をなんとか解消するため、AXJの開発要素を組み合わせて相当丈夫にしたという話でした。ただ、これ価格もそれなりに上がっちゃってるんですよねぇ。個人的にはこれにエンコーダーが取り付けられれば、拍手モノだったんですが…さすがにムリだったかな。発売と開発のタイミングはSXP-SXD2-SX2だったので、順番から言えばSXD3とかSX3とかが今年、来年と出てきても不思議では無いんですよね。ビクセンからはまだまだ目が離せないかも。

さて、個人的に気になってた話も少し聞けることができました。一つはAXJ赤道儀の取っ手。とにかく片手でちょっとでいいから持ち上げられる取っ手を付けられないか-、という話をしたのですが、やはりPL法とかの関係でしょうか。赤道儀はとにかくお客さんの足の上に落ちるとマズイので、相当丈夫なモノにしなければ云々…。まぁ、気持ちは分かりますが、なんとかならないのかなぁ。
持ち方としては、赤道儀の前の部分、極軸キャップの下の辺りに手を添えて、もう一方の手は極軸サポートの隙間に入れて持ってくださいとのこと…でも、それだと両手がふさがっちゃうんだよなぁ。

もう一つはPFL-IIの極軸望遠鏡。北極星はとにかく残りの二つの星が暗くて導入しにくいんですけど、という話をすると、やはりその話は多いみたいで、こぐま座デルタは4.4等でまだかろうじて見えるのだけど、ケフェウス座51番星は5等級(正確な等級は足下資料が無くて分からず)らしく、とにかく暗くて見にくいんです。月明かりだと結構アウト。なのでなんとかなりませんかという訳です。
これに対しては、とりあえずこぐま座デルタを入れるだけでも精度は相当に上がるので、その辺で対応してくださいとのこと。後は旧来のように目盛り環があればそれなりに正確な北極星の位置を導入できるのでは?という話に対しては、実は開発はしたのだそうで す。もちろん外に取り付ける形のものだとは思いますが、AP赤道儀の目盛り環と一緒に開発をして提案したらしいのですが、採用されず、結局日の目を見ることにならなかったそうです。その辺は利益を追求する企業の限界とでもいいましょうか。難しいなー。北極星の位置に関してはアプリもあるらしいので、そちらでおおまかに対応してくださいとのことでした。後は自営するしかないかー。そのうちチャレンジしてみよう。

後は喰らうつもりだった皿(エンコーダー)の話を聞いてみると、思いの外さくっと売り切れてしまったとか。とにかく想定以上の引き合いをもらったみたいで、初期ロットは完売だそうです。次のロットは5月ぐらいになるそうな。うーむむ。

とにかく、ビクセンさんのブースでは思ってたよりもいろーんな話を聞くことができました。こんな風にユーザーに寄り添って頑張って欲しいものです。

ということで、6時までセミナーを聞いてたらすっきり遅くなってしまいました。さすがに3時間以上もぶらぶらしてたら足も疲れてしまいました(^^;でも楽しかったのも事実です。来年も、チャンスがあればゼヒ行きたいと思います。

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