この連休に日帰りで大分まで行ってきました。朝早く出て帰ってきたのはほぼ夜中、という強行軍ですが、水族館とサファリ、ということでなかなか充実していました。被写体には事欠かない、ということで子どもたちの分も含めて合計200枚以上を撮影してきましたが、結構ばたばたしていて、思ったより絵になる写真が撮れていない…まぁ、腕に寄るところが大きいとは思うのですが、なかなか難しいものがあります。水族館では殆どの展示が暗い場所になるので、その中で光魚を撮影すると、殆どがかなりの露出オーバー。たまに逆のシチュエーションもあって、とにかく露出が決まりません。しょうがないのでISOを800にして露出補正を-1EV標準として撮影。すると、思ったよりうまい具合にハマりました。たまに大コケするものもあったのですが、だいたいがそこそこの露出に収まっています。マルチパターンの測光のクセにも寄ると思いますが、思ったより安定していました。で、この写真は大水槽を泳ぐサメ。他の魚と違って比較的一定速度で泳いでくれるので、それなりに速度があっても流し撮りがうまく行きやすい感じでした。何枚か撮影したうちの1枚ですが、なんとか流し撮りらしくなったのではないでしょうか。本当は全身を入れたい所ですが、結構な人出で撮影場所も時間も限られていたので、ここまで撮れた所で満足してしまいました。
OLYMPUS E-330 ZD14-54mmF2.8-3.5(54mm F3.5 1/50sec ISO 800)
こういう暗い場所での撮影では高ISO感度でのノイズとAFの迷い、手ぶれが気になります。今回はISO800でもそれほど目立って荒れた感じは受けず、個人的にはOKの範囲かな、と思いました。しかしAFの迷いと手ぶれには手を焼きました。そんな点でイライラしていると、やっぱり「ああ、ここでE-3があれば…」と思ってしまいました。今回はEOS30Dを持って行くという手もあったのですが、サファリで望遠レンズを使いたい(小さい望遠レンズは40-150mmが手軽)というのと、標準レンズの明るさを優先してE-330にしてます。実際にはライブビューも使えて、これはこれで正解だったようです。ただ、もしこれがE-3だったとしたら、撮影そのものはOKかもしれませんが、その重さにちょっと参っていたかもしれません。悩ましい所です。
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