天の川 赤くポツリと赤外の

先週のヤビツでの成果です。と言っても、この時は透明度もいまひとつというのもありますが、プロミナー指令にD610改という組み合わせで、赤外カットフィルターを付けていなかったからか、とにかく今ひとつな結果でした。
m8,m20 ヤビツ プロミナー+D610改造
M8,M20近辺


まだ他にも少し撮影しているのですが、色々がんばっても最終的に良い結果を得られそうに無いので、この辺までで後は塩漬けにしてしまうかも知れません…。まずは上の写真はM8とM20近辺。下半分は天の川ですが、先日のバンビ童謡、とにかく微光星が全然写っていません。(縮小しているのであまりわからないかもしれませんが…)。元画像を見てもほとんど写っていない感じです。背景は明るく写っているし、天の川の濃い辺りはそれなりに明るくなっているし、コントラストを上げていくと、星雲もそれっぽい形にはなってくれます。んが、そこまでです。光害の影響ももちろんあるのですが、それ以前にこの明るさでの撮影だと、赤外カットフィルターがやはり必須のような気がします。実際には検証が必要なのだとは思いますが、今後の撮影ではもう少し準備をしておかねばなりません。
m167p_512g.jpg
M17,M16近辺

上2枚共通データ
Nikon D610改 KOWA PROMINAR+TX07(350mm F4.0 60sec x8 ISO3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整

実際、肉眼では天の川を確認することは難しかったのですが、(心眼で見れば、うっすらあったような…)カメラを通して撮影すれば、きちんと見えてます。下の写真は最後の方にE-M5+ZD40-150mmPro+ポタ赤で天の川を撮影したものですが、ポタ赤の電池が切れて固定撮影になってました。下半分は光害で明るいため、補正上、上の方が暗くなっているものの、きちんと天の川が撮影できてます。ここまで映るのなら、画像処理でそこそこの絵は叩き出せそうなきがしますもんね。準備も含めて、まだまだ精進が足りない気がします…

天の川 E-M5II+40-150mm 1分
OLYMPUS E-M5II M.ZD 40-150mmF2.8Pro(150mm F2.8 60sec ISO 1600)
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