5月下旬に毘沙門で撮影した南の回転花火銀河こと、M83です。この日は撮影開始時に、まずこいつを押さえておいてました。南側の視界はもう一歩というところですが、それでもこの銀河をしっかり狙えるのであれば、十分と言えばそうかもしれません。

FUJIFILM X-T1 SkyWatcher BKP250+パラコア1(1150mm F4.6 120sec x8 ISO 3200)トリミング
Vixen AXJ赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
過去にも何回か撮影しているのですが、結構大きくて写真では見栄えのする銀河なのですが、自分としては撮影回数はあまりありません。春の被写体としては形もいいのですが、撮影回数がこれまで少なかった理由は、南に低いこともありますが、ひとえに「探しにくい」からです。はい。からす座から比較的簡単にたどれるM104なんかと比べると、うみへび座のあまり明るくない上に、並びもてきとーな星からたどらなければらならないし、南に低いので望遠鏡やファインダーの角度的にも覗きにくい位置に来ます。なので、積極的に狙うことが少なかったんですね。
でも、みぞかさん+ビグレプ1号なら話は違います。視界さえ確保できれば、自動導入で一発導入できます。今回もアライメント後に、ほぼ一発で真ん中付近に来ました。この辺は自動導入バンザイですね。ただ、星の並びや名前を覚えにくくなるので、カーナビ使うと道を覚えなくなるのと一緒で、人間をダメにしてしまいそうで怖い所です。
さて、肝心の写りですが、過去のR200SSとかで撮影したものに比べて、格段に写っているかと言えばそうでもありません。焦点距離が長いのとトリミングしてあるので大きくはなっているのですが、明るさムラやノイズなど、少なくとも今回はまだまだです。最低でもこの倍ぐらいは枚数かせがないといかんかなー。

どれぐらいムリ強調してるかというと、1枚撮り撮って出しがこんな感じです。飛行機もバンバン飛んでるので、その飛行機が入ったのを乗せてみました。イメージとしてはこんなのをあぶり出してるので、そりゃまぁ、ノイズも強調されてくるってもんです。フラットも合わせて、がんばってもうちょっと進歩させてみたいかな。
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コメント
相変わらず、銀河撮影がんぱってますね。
ナイスです。(^^ゞ
2019/06/19 URL 編集
今度の場所は比較的楽に行けそうなので、晴れさえすればちょこちょこ行けるようになれば、と思ってます。がんばりまーす。
2019/06/19 URL 編集