10月初旬に毘沙門で撮影したM31、アンドロメダ銀河です。撮影枚数が多かったのと、少し気合いを入れて撮影したので、もったいぶって処理を最後にしてました。結果としてはもったいぶる必要は全く無かったのですが…(^^;

FUJIFILM X-T1 KOWA PROMINAR+TX10(500mm F5.6 240sec x16 ISO3200)
iOptron CEM25EC赤道儀ノータッチガイド YIMGでstack+PaintShopProとIrfanViewで調整
この日はあまり時間も無い予定でしたので、狙いはこのM31のみでした。結果として他にも少し撮影してたのですが…。とにかく、到着して赤道儀を展開し、すぐに撮影を開始しました。珍しく4分露出です。後から見ればガイドずれは結構あったのですが、撮影カットによっては全く目立たないレベルでしたので、安心して合計16枚も撮影してます。合計1時間。通常TNK(て・ぬ・き)で15分ぐらいまでしか露出をかけない自分としては、相当気合いを入れて露出をかけてます。

LUMIX TX1 DC VARIO-ELMARIT 9.1-91mmF2.8-5.9(9.1mm F2.8 30sec ISO 3200)
ただ、結果としては思ったほど淡い部分の抽出ができていないし、プロミナーの限界なのでしょうか、ピントがいまひとつだからなのでしょうか、星像も少しボテっとしていて、なんだかありきたりののっぺりした仕上がりになった気がします。こうして比べてみると、
ビグレプ1号を駆使して4枚モザイクした9月の作例の方が星がシャープで結構いい感じなのが分かります。なかなか難しいなー。とりあえずはプロミナーの固定方法とバーチノフマスク等でのフォーカスチェックをもう少し改善してみますか。いつになるかな…(^^;
ちなみに9月に撮影したビグレプ1号での4枚モザイクがこちら。この時に周辺部まで入らないので、今回プロミナーでリベンジをしてみたんですね。リベンジした方がいまひとつだったという…うむむぅ。

さすがに今年のM31はもうおしまいですな。次は冬の対象になってきます。機材の調整技術をもう少し磨かねば…。
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